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賞味期限60日!? ラーメンオタクも納得な日清チルド「山形冷やしラーメン」と夏の注目麺をレポート!

2026年07月17日 14時30分更新

文● 三井隆弘 編集●ASCII

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日清食品チルドが今年気合を入れた「山形冷やしラーメン」

 連日35度超えの猛暑。ラーメン好きなら並んででも名店に通いたいものの、この危険な暑さでは外に出るのも、家で火を使うのも正直ツラいところ。

 そんな麺好きの葛藤を救ってくれるかもしれないのが、日清食品チルドの夏向けラインナップだ。中でも注力の「山形冷やしラーメン」は、3月発売ながら「夏本番にこそ食べてほしい」と改めてメディア向け試食会が開かれるほどの気合の入りよう。

 今回は、この冷やしラーメンの実力を確かめつつ、火すら使わない超時短麺、欲望を満たすガッツリ系まで、夏の麺欲を満たす多彩な注目商品と、その背景にある日清食品チルドの狙いをレポートする。

ラインナップ豊富な日清食品チルドのチルド(冷蔵)麺

本場も納得!? 山形冷やしラーメン

 改めて今回の試食会の目玉だったのが、今年初めて発売された「山形冷やしラーメン」。そもそも山形市は4年連続でラーメン消費量日本一を誇る激戦区であり、そこで夏の定番として愛されているのがこの「冷やしラーメン」だ。

「行列のできる店のラーメン 山形冷しらーめん」

 実は筆者自身、山形へ遠征して現地の冷やしラーメンを何度も食べているのだが、今回「行列のできる店のラーメン 山形冷しらーめん」を食べてみて、高い満足感があった。

 キリッと締められた「もっちり手揉み風麺」はコシが心地よく、チルドならではで麺自体の魅力がしっかりと伝わる味わいになっている。

 スープについては、煮干しなどの魚介ベースに豚の旨味が合わさっていて、あっさりしつつもコク深い。また、冷製スープ特有の「ラードなどの油が白く固まる」現象が全く起きないように絶妙に調整したとのこと。

 ちなみに試食会での裏話によると、商品担当者も最初は「本当に美味しいのか?」と半信半疑だったそうだ。しかし、実際に食べた時の「これだ!」という確信の元、山形市内の店舗を巡って研究し、全国の人が食べやすいように豚の旨味を少し立たせるなどの試行錯誤を重ねたという。

 実際、ご当地の冷やしラーメンが持つ本来のコンセプトや方向性はしっかりと保ちつつ、より幅広いユーザーが親しみやすい絶妙なバランスにアレンジされているという印象だ。無難な味に逃げず、市販のチルド麺でご当地の味に正面から挑み、見事に着地させた点は高く評価したい。

火も水も不要!10秒で完成

 とはいえ、いくら「山形冷やしラーメン」が美味いと分かっていても、「今日は茹でる気力すらわかない……」という限界なくらい暑い日もあるだろう。そんな時に実用性抜群だと感じたのが「日清のそのまんま麺」。

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「日清のそのまんま麺 かつおだしぶっかけうどん」

 なんと流水でほぐす必要がなく、冷蔵庫から出して器に盛り、つゆをかけるだけなので最短10秒で完成するとのこと。

 夏の水道水はどうしても生ぬるくなりがちだが、冷蔵庫から出したての10度以下の冷たい状態で食べられるのは確かに大きなメリット。さらに火も水も使わないでOKなので、夏休みに子どもが留守番する際の昼食などにもよさそう。

 それでいてきちんと麺の美味しさは維持されており、単純な妥協案ではなく、きちんと美味しい一杯になっているのはポイントが高い。

トマト&冷やし台湾で涼しく

「冷たいトマトのラーメン」

 手軽さだけでなく、少し趣向を変えて涼しくさっぱり食べたいユーザー向けにプッシュされていたのが、女性層から圧倒的な支持を集めているという「冷たいトマトのラーメン」。

 オリーブオイルとバジルでコクを出しており、麺を食べ終わった後のスープにご飯とチーズを入れてレンジで加熱し、リゾットにするアレンジがすっかり定着しているそうだ。

「まぜ麺の達人 台湾まぜそば」

 また、変化球として面白かったのが、本来は温かいガッツリ系の「台湾まぜそば」を、あえて「冷やし」で食べるアレンジレシピを提案。

「冷やし台湾まぜそば」にアレンジしたもの

 タレ自体は温かいものと同じだが、水で締めた麺に水菜やトマトを添えることで、清涼感を持たせつつ辛さを味わえる。また麺を締めることでチルド麺ならではのコシもより実感でき、アレンジとは思えない完成度になっていた。「冷やし台湾まぜそば」自体がメジャーな商品ではないからこそ、自宅ならではの一杯として楽しんでみるのも個人的にはアリだと感じた。

ガッツリ麺も充実

 ここまで冷やしやさっぱり系を紹介してきたが、「夏でもガッツリ欲望を満たしたいんだ!」という私のようなガッツリ派に向けたメニューもプッシュしている。

「麺の達人 超極太麺」&「スープの達人 濃厚豚ラーメン」を調理して盛り付け

 真っ黄色に黒と赤のド派手でわかりやすいパッケージの「麺の達人 超極太麺」と「スープの達人 濃厚豚ラーメン」は、いわゆるガッツリ系商品。麺とスープがそれぞれ個別で販売されている。それぞれニンニクと豚の旨味がバッチリ効いたスープと、食べ応えのある極太麺になっており、これが家で食べられるのはガッツリ系初心者には嬉しいだろう。

「チルド 日清焼そばU.F.O.」のアレンジでトルコライス風

 さらに、今年50周年を迎える「焼そばU.F.O.」のチルド版では、とんかつと一緒に盛り付ける「トルコライス風」の夕食アレンジを激推ししていた。カップ焼きそばとも少し違うチルド専用の濃厚なソースが使われており、試食した感想としても夕食のメインおかずとして十分成立するパンチ力がありそうだ。

賞味期限60日の秘密

 冷やし系からガッツリ系まで多彩なラインナップを紹介してきたが、実はこれら日清食品チルドの商品群には共通する特徴がある。それが、独自の特許技術による麺の配合によって、チルド麺でありながら製造後なんと60日間(商品によっては50〜70日間)も賞味期限が設けられている点だ。

 これは猛暑になると、消費者は危険な暑さを避けてスーパーへの来店頻度を減らすため、「まとめ買い」が増加するが、賞味期限が長ければ、「今日明日食べる分」だけでなく「ストック用」としても買っておくことができるように、と開発した結果だという。

 同時に販売店側にとっても見切り品とせずに売れる期間が増えたとのこと。食品ロスが強く言われている昨今のトレンド的にも大きな意味があると感じた。

 単なるバリエーションの豊富さだけでなく、確かな技術と緻密な戦略に裏打ちされた日清のチルド麺。まだまだ厳しい残暑が続く中、冷蔵庫の頼れるストック候補として、気になった商品をぜひ試してみてほしい。

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