アップルは2026年内にも、新型チップ「M6」を搭載した14インチMacBook Proを発売する可能性があるという。米メディアBloombergのMark Gurman記者が6月25日に報じた。
Gurman記者によると、アップルは2026年後半にM6チップを投入する予定で、MacBook Proのほか、Mac mini、iMac、MacBook AirにM6が搭載される可能性があるという。ただし、現時点でテストされている製品として名前が出ているのはMacBook Proのみとなる。
M6はアップルのMシリーズとして、初めて2nmプロセスで製造されるチップとみられている。これにより処理速度の向上や消費電力の低下が期待されている。
さらに、M6ではメモリー帯域幅も大きく向上するという。メモリー帯域幅とは、チップとメモリーのあいだでデータをやり取りする道路の広さのようなものだ。M5の約153GB/秒に対して、M6では約200GB/秒になる見込みで、画像処理や動画編集、Mac本体だけで動かすAI処理などが速くなる可能性がある。
そのほか、AI処理を担当するNeural Engineの強化、動画のエンコード・デコードの改善、処理コア全体の性能向上も予定されているという。GPUについては最大12コア版がテストされているとのことで、最大10コアだったM5からグラフィックス性能も引き上げられることになりそうだ。
現行の14インチMacBook Proは2025年10月にM5チップへと刷新されている。そこから約1年後にM6モデルが出るのは、タイミングとしては自然だろう。
ただし、Mac miniやiMacについてはM5搭載モデルが投入されるとの報道もあり、M6になるかどうかはまだハッキリしていない。MacBook Airも2026年3月に刷新されたばかりのため、M6搭載は2027年までずれ込む可能性がある。
とはいえ、M6が本当に2nm世代に移行するのであれば、Macの性能だけでなく、今後のApple IntelligenceやローカルAI処理にも大きく関わるアップデートになりそうだ。
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