アップルが現行のiPhone 17シリーズを早ければ今月にも値上げする可能性が高まっている。米メディアMacRumorsが6月22日に報じた。
きっかけは、アップルのティム・クックCEOが6月17日、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルに語った「値上げは避けられない」という発言だ。クック氏は、「メモリーとストレージの価格高騰をアップルがこれ以上は自社で吸収しきれず、その一部を消費者に転嫁せざるを得ない」と述べたという。
これらの部品が値上がりしているのは、データセンターを次々と建設するAI企業や新興のクラウド企業が大量に買い集めているためだ。需要が急増した結果、半導体業界全体で品不足が起きている。
クック氏はこの状況を「100年に一度の大洪水」にたとえ、「40年以上この業界にいるが、こんなことは見たことがない」と語ったとのことだ。
すでにサムスン、マイクロソフト、ソニー、デルといった企業は値上げに踏み切っており、アップルもこれに続くとみられている。
値上げの時期については、米メディアBloombergのMark Gurman記者がXで予測を伝えている。
同氏は、クック氏がこのタイミングで発言したこと自体が値上げが「間近」であることを示していると指摘。さらに、アップルが毎年6月に実施する「新学期セール」と値上げを同時に行い、お得感で値上げの印象を和らげる“緩衝材”にするのではないかと見ているようだ。
新学期セールは学生や教職員がMacやiPadを購入するとアクセサリーやギフトカードがもらえるもので、例年通りだとWWDCの前後、過去5年のうち3年は基調講演の8〜10日後に始まっているという。
そのため早ければ今週中にも発表される可能性があり、値上げもこれに合わせて来るかもしれないとのことだ。
いずれにせよGurman記者は、今回の値上げは「秋まで待つ話ではない」と明言している。つまり、9月中旬に登場するとうわさの「iPhone 18 Pro」の発売を待たず、それより前に現行モデルが値上がりするという見立てだ。
現在のアップルの小売価格は、iPhone 17eが希望から、iPhone 17が99,800円から、iPhone Airが159,800円から、iPhone 17 Proが129,800円から、iPhone 17 Pro Maxが179,800円からとなっている。
一方でWSJは独自の分析として、今秋登場するiPhone 18 Proが最高で1399ドル(229,800円)から始まる可能性があると伝えている。なお、iPhoneだけでなくiPadやMacも近い将来に値上げされる可能性があるという。
今年iPhoneの買い替えを検討しているなら、いまのうちかもしれない。
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