Amazonがカラーになったペン対応電子書籍端末「Kindle Scribe Colorsoft」を発表~読むことと書くこと、そして考えるためのデバイス
2026年06月01日 16時00分更新
ビジネスシーンに相応しい佇まい
トークセッションでは、「FORZA STYLE」編集長の干場義雅氏が登壇。世界を股にかけて活躍する干場氏は、新モデルの印象を「ビジネスマンが持つのに相応しい、美しくかっこいい佇まい」と評した。
特に干場氏が注目したのは、新色「フィグ(イチジク)」のカラーリングだ。「国際的なビジネスシーンではネイビーやグレーのスーツが基本。このフィグカラーはネイビースーツに非常によく馴染む」と、デザイン面での上質さを絶賛。また、マットな質感のディスプレイについても「飛行機の機内など、光が安定しない場所でも反射を抑えて見やすいのは、スーパーミニマリストを自負する自分にとっても大きなポイント」と語った。
機能面では、カラー表示が可能になったことの意義を強調。「ファッションの知識を伝える際、文章だけでなく色を正確に表現できるのは大きい。情報の整理でも、赤い線や緑の枠で色分けできるのは非常に有効」と、クリエイティブな現場での活用に期待を寄せた。
さらに、干場氏は自らを「メモ魔」と称し、「仕事ができる人は動きが速い。インスピレーションを忘れないうちにクイックメモで書き留め、それを整理できる機能性は、タイムパフォーマンス(タイパ)を重視する現代のビジネスマンに不可欠」と持論を展開。手書きのラフな図形を補正する「スマートシェイプ」機能についても、ジャケットの肩幅や素材の細かい指示を書き込む際に重宝しそうだと笑顔を見せた。
幅広いユーザー層へ向けたラインアップ
AmazonではKindle Scribeを3モデル展開する背景について「大学生からビジネスプロフェッショナルまで、ユーザーの選択肢を広げた」と説明。カラーで資料や論文を読み込みたい層には「Colorsoft」モデルを、より手軽に大画面での読書やメモを楽しみたい層にはフロントライト非搭載モデルを、といった形で、ニーズに応じた最適な1台を選べるようになっている。「Fireタブレットがエンターテインメントを楽しむための多目的な端末であるのに対し、Kindle Scribeは『書くこと、考えること』に特化した究極のツール。カラーが加わることで、その可能性はさらに広がる」としている。
出荷は6月10日を予定している。長時間のバッテリー駆動(モノクロモデルで最大16週間、カラーモデルで最大8週間)と、目に優しいディスプレイを備えた新世代のノートブックが、日本のビジネスや学習の風景をどう変えていくのか注目が集まる。
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