問われるのは“コードを書く力”から“見極める力”へ ―― TWOSTONE&Sonsの調査より
「AIに仕事奪われる」論もなんのその エンジニアの9割が業務の変化を歓迎
2026年05月25日 12時00分更新
フリーランスエンジニアのマッチングサービスを提供するTWOSTONE&Sonsは、2026年5月21日、AIを活用するエンジニアの業務変容に関する実態調査の結果を公開した。AIツールやAIエージェントを直近半年以内に開発業務で使用したエンジニア108名を対象に、2026年5月に実施している。
まず、 AI導入後に「業務時間が減った・なくなった」タスクについては、「テスト実行・結果確認」という回答が約4割(38.9%)で最多となった。「テストコードの作成」(38%)、「定型的なコーディング(CRUD処理、フォーム実装など)」(38%)が続いている。
一方で、7割以上のエンジニアが、「新たに発生・増加した」タスクがあると回答。具体的には、「プロンプトの設計・最適化」が約半数(52.6%)で最多となり、「AI生成コードの統合・リファクタリング」(41%)、「AI出力(コード・ドキュメントなど)のレビュー・品質担保」(38.5%)が続いた。
こうしたAI導入による業務の変化を、約9割のエンジニアが「ポジティブ」と捉えており(非常にポジティブ30.6%/ややポジティブ56.5%)、ネガティブに捉えている層はわずか約1割(非常にネガティブ0.9%/ややネガティブ10.2%)にとどまった。
ポジティブと捉えている理由は、「単純作業・繰り返し作業からの解放」(59.6%)、「生産性の向上」(54.3%)が上位として回答が集まった。一方で、ネガティブと捉えているエンジニアの半数が、「従来スキルの価値低下への不安」「新スキル習得が追いつかない」を理由として挙げている。
また、6割超(60.2%)のエンジニアが、AI時代に求められるようになるスキルとして、「AI出力の正確性を評価・検証するスキル」を挙げた。「上流工程の設計力(要件定義・アーキテクチャ設計など)」(43.5%)や「AIツール・AIエージェントを使いこなすスキル」(39.8%)も上位を占めている。
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