「ARC Raiders」
画質は「低」+RTGI(Ray-Traced Global Illumination)「スタティック」、もしくは「シネマティック」+「ダイナミック:エピック」の組み合わせとした。練習場内の一定のコースを移動した際のフレームレートを計測した。
まずは低設定時のフレームレートを比較しよう。全パターンを1枚のグラフに盛り込むと視認性が悪くなるため、CPUごとに分割している。ただグラフ横軸のスケールは同一になっているのでバーの長さで比較できるようにしている。
まず低画質設定での検証だが、3種類のCPUそれぞれに傾向のようなものが見られる。最も差がないのがRyzen 7 9850X3Dだが、メモリークロックを下げたりメモリー装着枚数を1枚にしたりしてもフレームレートはさほど変わらない。
一方Ryzen 7 7800X3Dは、DDR5-6400 16GBx2構成を筆頭に段階的にフレームレートが下がるが、メモリー1枚挿しでは2枚構成よりもフレームレートが下がる。
そしてRyzen 7 9700Xは、メモリー帯域がボトルネックになるため300fpsあたりに見えない壁が出現してしまうが、メモリー2枚構成よりも1枚挿しのフレームレートがやや低い、という形になった。
3D V-Cacheが付いていればメモリー速度や構成の影響を受けにくいという仮説はRyzen 7 9850X3Dのみで確認できた。しかし同じ3D V-Cacheを搭載しているRyzen 7 7800X3Dの場合はメモリー速度や構成の影響をしっかり受けている。ただ300fpsで頭打ちになってしまうRyzen 7 9700Xと比較した場合、Ryzen 7 7800X3DはDDR5-4800の1枚挿しでも十分9700Xのフレームレートを上回っている。
ここまでは画質を低く抑え、GPU側が律速となりにくいようにした時のデータだった。では画質を最高設定とし、GPU側が律速になりやすいようにした時、傾向に違いは出るのだろうか?
最高画質設定にすると、どのCPUも130fps台でフレームレートが頭打ち傾向になり、Ryzen 7 9850X3Dと9700Xの差が一気に縮まる。ただメモリーを1枚挿しにした場合フレームレートの下振れが2枚挿し時よりも大きくなる。フレームレートの安定度を重視するなら2枚挿しが重要だが、1枚挿しでも強烈に下振れするわけではない、といったところか。
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります








