アップルは2026年秋リリース予定の「iOS 27」で、音声アシスタント「Siri」を大幅にリニューアルする計画がある。米メディアBloombergのMark Gurman記者が5月12日に報じた。
Gurman記者によると、最大の変更点はSiriに初めて専用アプリが用意される点だ。このアプリでは過去のSiriとのやり取りを後から確認したり、新しい会話を始めたりすることができる。
画面にはこれまでの会話の要約が並んだグリッド表示、検索バー、新しい会話を始める「+」ボタンが用意されるほか、画像や書類をアップロードにも対応。さらにSiriには音声入力だけでなく、文字入力でも指示を出せるようになるという。
また、Siriそのもののデザインも一新される。「Hey, Siri」と呼びかけたり、iPhoneのサイドボタンを押したりしてSiriを起動すると、画面上部のダイナミックアイランドに丸みのあるアニメーションが表示される仕組みになっている。
質問や指示に対する回答は半透明のカードで示され、それを上にスワイプするとLINEやiMessageのようなチャット画面に切り替わるとのこと。この会話画面には天気や予定などの小さなカードも表示されるという。
さらに、どのアプリを使っていても画面の上部中央から下にスワイプすると、「Search or Ask(検索または質問)」という検索バーがダイナミックアイランドに現れるシステム全体の検索機能も追加される。これはiPhoneの検索機能「Spotlight」に似ているが、アプリ内のより詳しい情報まで表示されるようになっているそうだ。
そのほか新しいSiriはウェブから情報を集められるようになり、ChatGPTやGeminiのような最新のAIチャットボットのように詳しい回答を返せるようになるとのこと。この検索バーではSiriを標準として使うほかに、ChatGPTやGeminiなど他のAIサービスに切り替えて会話することもできるそうだ。
アップルは今後、執筆支援機能「Writing Tools」や画像生成アプリ「Image Playground」などのApple Intelligence機能でも、サードパーティのAIを標準として設定できるようにする方針だという。
画像生成アプリ「Image Playground」もリニューアルされる予定で、操作画面がシンプルになるほか、作成した画像に「変更を説明する」という編集機能も追加される。アップルはより本物らしい画像を生成できる新しいモデルもテスト中だという。
このほかiOS 27ではカメラアプリ、写真アプリ、Wallet、ショートカットにも変更がくわえられるほか、iPhoneの新しいデザインである「Liquid Glass」にも手が入る可能性があるそうだ。
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