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篠原修司のアップルうわさ情報局 第2444回

6月以降もさらに悪化へ

アップル、端末値上げの可能性 メモリコスト「大幅上昇」を警告

2026年05月08日 20時00分更新

文● 篠原修司

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 アップルのティム・クックCEOは2026年度第2四半期の決算説明会で、メモリのコストが今後「大幅に上昇」すると警告した。米メディアMacRumorsが同日に報じた。

 クック氏によると、2026年3月期(第2四半期)はすでにメモリのコストは上昇していたが、6月期はさらに大幅に高いコストが見込まれるという。また、6月以降もメモリコストの影響は「拡大し続ける」と述べた。

 アップルは現時点では、事前に大量に確保していた在庫を使うことでコスト増をある程度吸収できているという。しかし、その在庫が底をついてしまえばコストへの打撃はさらに大きくなる見通しだ。クック氏は今後の対応について「さまざまな選択肢を検討する」と述べるにとどまり、具体的な方針は明らかにしなかった。

 メモリコストが高騰している背景には、世界的な供給不足がある。AIサーバーの需要急増により、半導体メーカーがAIサーバー向けのメモリ生産を優先した結果、スマートフォンやパソコンなど一般消費者向けデバイスに回るメモリの量が減り、価格が上昇している。

 同じ日の決算説明会でMac miniとMac Studioの供給不足が数ヶ月続く見込みであることも明らかになっており、メモリ不足の影響はアップル全体に広がっている。

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