ゴールデンウィークのこの時期、普段よりもスマホのデータ通信を多く使ってしまうという人も多いだろう。そこで格安SIMを活用しての対策を考えた。
連休中よりも5月の途中でのギガ不足対策を考えよう
4月中にプラン変更をしておくのは有力な解決策
本連載では、過去にも夏休みでの対策などを記事にしてきたが(「通信量が大幅に増える帰省や旅行に合わせて、“ギガ”を一瞬で増やす方法」)、ゴールデンウィークには別の心配があることに気づいた。
ゴールデンウィークは5月が中心で、しかも時期的に5月初旬に集中している。そのため5月分の通信量をたくさん使い込んでもすぐには影響がない。しかし、5月の途中で通信量が足らなくなるという問題が生じる可能性がある。
そこで通信量別でプランがある格安SIMのユーザーであれば、4月のうちに5月の料金プランを上位に変更しておくことを検討してほしい。追加チャージや予備回線の用意をしなくても乗り切れる可能性があるからだ。
一例を挙げると、IIJmio「ギガプラン」だと普段は「5ギガ」(950円)を契約していたとして、連休中の帰省先で動画を見たり、テザリングで使うつもりなら、「25ギガ」(2000円)や「35ギガ」(2400円)に変更すればいい。「ギガプラン」は月の末日の前日まで変更が可能。5月分なら4月29日(水)までに変更すればいい。
一方で、締切が早いサービスもある。mineoはデータ容量は通信量(コース)変更の手続きは毎月25日まで。本記事掲載時点では残念ながら間に合わない。
そのほかの格安SIMでは、イオンモバイルは末日の前日の18時59分まで、日本通信とHISモバイルは月末ではなく、ユーザーの開通日を基準で月が切り替わるなど、サービスごとに事情が異なる。プラン変更を考えているなら、今すぐ確認しておきたい。そして5月に入ったら、元に戻すプラン変更手続きも忘れずに。
povo2.0のデータSIMはeSIMのみだが、すぐに使い始められる
事前の対策が全然できておらず、通信量の残りがなくなってしまった場合はどうすればいいのか。
一番簡単に通信量を増やす方法は、今のサービスで追加チャージをすることだが、格安SIMであっても割高なことが多い。IIJmioや日本通信SIMが1GBあたり220円。1GBあたり550円というサービスも存在する。
そこで選択肢に入るのが、2回線目となるサブ回線の契約だ。サブ回線としてオススメなのがKDDIの「povo2.0」。「基本料0円」で通信量を「トッピング」として購入するスタイルなので、すぐに使う予定はないが、契約だけしておくのもありだろう。特に便利なのが、1回330円を課金するとそこから24時間使い放題にある「データ使い放題(24時間)」というトッピング。テザリングでのPC用回線にも適している。
また、povo2.0は急ぎで必要なときにも適している。eSIMでよければ「データ専用」であれば、クレジットカードとSMSが受信できる電話番号があれば、(現時点では)本人確認書類は不要で契約できる。
音声SIMだと審査の時間もかかる。povo2.0のサイトでは「混雑時には完了まで数日かかる場合がある」としているが、筆者のこれまでの経験では運がよければ2~3時間、そうでないと3~4日かかり、急ぎの状況には役立たない。
ほかのサービスでも、eSIMならば開通までは比較的短時間だ。ソフトバンク「LINEMO」は音声SIMしかないが、申込手続きが約5分、eSIMの開通が約5分とのこと。ただし「審査状況によっては1営業日以上かかる場合がある」とも記載されている。
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