●電子工作の地味トラブル「被覆むき」
電子工作で地味に失敗しやすいのが、ケーブルの被覆むき。爪でつまんで引きちぎるとか、ハサミやニッパーで甘噛みして引っ張る、カッターで切り込みを入れるなど、いろいろな流派がありますが、一般的にはワイヤーストリッパーを使います。
このワイヤーストリッパーが、そこそこ曲者。サイズの合う穴で被覆に切り込みを入れ、ケーブルを引き抜くことでキレイにむけるのですが、引き抜く時に芯線が刃にあたって傷がついたり、より線の何本かが引っ掛かってちぎれるといった失敗があります。
これを回避するには、切り込みを入れるためだけに使って爪で引き抜く、ひとつ大きなサイズで挟みなおしてから引き抜く、刃先を軽く開いて引っ掛かりにくくしてから引き抜く、といった工夫が必要です。
中でも、刃先を軽く開く方法は、手順がほぼ増えないため手軽。しかも、ちょっとした手先の動きで実現できるため、この方法で対処しているという人は多いでしょう。
しかしよく考えてみると、手間のかかる作業を誰もが簡単・確実に行なえるべき専門工具なのに、もうひと手間必要だというのはおかしい気がします。いえ、これが言いがかりというか逆ギレなのは分かっていますが、対処法が確立されているなら、工具側で対処してくれてもいいですよね。
●失敗を防ぐ“職人テク”、エンジニアが叶えてくれた
そんな多くの人の思いに応えてか、エンジニアさんがやってくれました。それが、失敗せずに被覆がむける「精密ワイヤーストリッパーEz」(価格 4785円)です。
この製品を借りられたので、実際に試してみました。

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