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世界最大テックイベント「CES 2026」現地レポート 第41回

QWERTYキー付き機に「飛び出すカメラ」スマホまで! CESで見つけた2026年スマホの異端児

2026年01月19日 13時30分更新

文● 山根康宏 編集●ASCII

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 CES 2026ではスマートフォンの新製品も多く展示されていた。モトローラが複数の製品を発表したほか、新興メーカーからも意欲的な製品も登場したので、それらを紹介しよう。

QWERTYキーボード搭載のAndroidスマホ
「Clicks Communicator」

 iPhoneにQWERTYキーボードを装着できる一体型カバー「Clicks Keyboard」を販売しているClicksは、Android搭載のスマートフォン「Clicks Communicator」を公開した。ただし、製品はまだモックアップであり、動作するモデルの展示はなかった。とはいえ、本体のサイズや重量は実物と同等、キーのサイズも同じものだという。発売時期は2026年中とのこと。

Clicks Communicator

 ディスプレーは4.03型で解像度は1200×1080ドット。本体サイズは約130.5×78.63×12.0mm、重量は170g。チップセットはMediaTekの4nm世代5Gモデルの予定で、5G対応バンドはn1からn78まで幅広くサポートする。SIMカードとeSIMにも対応する。

本体サイズはやや小ぶり

 OSはAndroid 16でAndroid 20までのアップデート(4年間)をサポート。セキュリティーサポートも5年対応予定。本体右側面には録音ボタンを備え、音声録音、音声テキスト化、会議の要約が可能。ボタンの周囲はカラーLEDライトで覆い、通知相手により色を変えて点滅できる。

側面の録音ボタン

 背面カバーは交換式で、好みの色に着せ替えできる。内蔵バッテリーは4000mAh、カメラはOIS対応の広角5000万画素、フロントには2400万画素を搭載する。写真には写っていないが本体上部には3.5mmヘッドフォン端子も備えている。

背面カバーは交換可能

 価格は499ドルを予定しているが、アーリーバード予約として現在399ドルで受付をしている。

背面からジンバルカメラが飛び出す
HONOR「Robot Phone」

 HONORの「Robot Phone」は実機の展示が行なわれたものの、動作不可および操作不可の状態で展示された。なお、動作する実機は3月にバルセロナで開催されるMWC 2026で公開される予定だ。製品の詳細スペックも現時点では一切公開されていない。

HONOR Robot Phone

 通常はカメラは背面上部の左側に収納されている。さらに右側部分がカバーになっており、スライドすることでカメラを保護する。そのカバーの下にもカメラのようなものが見えるが、背面のサブカメラかもしれない。このあたりは3月の正式なスペック公開を待ちたいところだ。

カメラが収納される

 カメラのヘッド部分は前後に回転するため、普通のメインカメラとして使うほか、前面に回転させればフロントカメラとしても利用できる。手振れ補正機能は当然搭載されるだろうから、アクションカメラのような使い方もできそうだ。

カメラアプリを起動すればカメラが展開される

 最近ではハンディーサイズのジンバルカメラが各社から販売されているが、そのジンバルモジュールをさらに小型化することでスマートフォンの背面に収納することを可能にした。カメラや本体性能もさることながら、価格がいくらになるのかも注目される。

果たしていくらで販売されるのか?

モトローラからもついにフォルダブルスマホ
motorola「razr fold」登場

 今やモトローラのスマートフォンの顔と言えば、縦に折りたたむフリップ型スマートフォン「razr」シリーズを思い浮かべる人も多いだろう。その折りたたみモデルとして、ついに横に開くフォルダブル型のモデル「razr fold」が発表された。なお、発売時期は2026年中だ。

razr fold

 本体を開いたときのサイズは8.1型。解像度は現時点では不明だ。また本体サイズもまだ公開されていない。開いたときの厚みは4mm前後であり、最新の折りたたみモデルとして十分な薄さが感じられた。チップセットはクアルコムのSnapdragon 8 Gen 5クラスの搭載が予定されている。

開いたときの厚さは薄い

 1枚目の写真の右に写っているスタイラス「moto pen ultra」による手書き入力にも対応。ペンサイズはサムスンの「S Pen」に類似した細いタイプだが、円筒形のケースに入れた上で充電して使用する。また、メインディスプレーだけではなく、開いたときのカバーディスプレーでも手書きが可能だ。

moto pen ultraで手書きができる

 本体を閉じたときの画面サイズは6.6型。アスペクト比は不明だが21:9程度であり、閉じたままでも快適な操作ができる。

本体を閉じた状態

 カメラは広角、超広角、3倍望遠いずれも5000万画素と高画質。バッテリーは5200mAhを搭載する。サムスンのフォルダブルモデルに対抗できる性能を有しており、ペン入力などより高い機能も搭載している。

 razrシリーズは日本で歴代モデルが販売されていることもあり、本モデルも日本投入が期待できそうだ。

5000万画素トリプルカメラを搭載

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