本記事は週刊アスキー12月9日発売号(No.1573)からの転載です。価格などの情報はすべて当時のものとなります。
外観は自作PCの華 妥協せず選ぼう
ゲーミングから静音や個性派 周辺機器も確認
PC自作の魅力の1つが、自分好みのPCケースを選べること。ゲーミングPCなら派手なLEDライティングを楽しむもよし、クリエイティブ用途なら騒音をできるだけ排除した静音ケースなど、自分の用途や好みに合わせて自由にチョイスできる。

また、設置場所に合わせてPCケースのサイズが選べるのもメリット。部屋のインテリアに合わせてデザインも選べるので、まさに自分だけの1台が手に入るのだ。
ただし、PCケース選びの際はマザーボードの規格や拡張性のチェックが必須。特にグラフィックボードの最大長は事前に入念に確認しよう。今回は流行のピラーレスと静音、個性派ケースをピックアップ。PCを彩る周辺機器も合わせてチェックして、個性あふれるPCを自作しよう。
用途に合わせて選ぶ楽しみあり! 魅惑の自作PCケース特集
●購入前に仕様を確認! ケース選びのポイント
【ポイント1】ケースの大きさは搭載パーツで決める
【ポイント2】電源ボタンや端子の使いやすさも要確認
【ポイント3】光らせる冷却系はセットなのか確認
【ポイント4】グラボの長さにも注意
●LEDライティングを満喫【ピラーレスPCケース編】
・横置きも上下反転置きも可能
be quiet!「Light Base 600 LX」
・ツール不要で高エアフロー!
NZXT「H6 Flow RGB」
・一体型の曲面ガラスが個性的
Antec「C5 Curve ARGB」
・まるで宙に浮いたかのような設計
COUGAR「CFV235」
・宝石のような曲面カットが美しい
MSI「MAG PANO 100R PZ」
・電源ユニットとケーブル系が独立
Cooler Master「Elite 681」
・マザーの垂直方向の位置調整が可能
Lian Li「O11D Mini V2 Flow」
・珍しい天面ピラーレスで個性を演出
Thermaltake「View 390 Air」
●クリエイティブ用途なら【静音PCケース編】
・前面と両サイドに吸音材を内蔵
be quiet!「Pure Base 501」
・定番の理由がある超ベストセラー
Antec「P20CE」
・メンテが楽なフロントドアを搭載
Cooler Master「Silencio S600」
・四面を吸音材で覆った静音特化モデル
Fractal Design「Pop Silent Solid」
●見た目にこだわるならコレ【個性派PCケース編】
・CPUとGPU、電源の熱源を“完全分離”!
DeepCool「CL6600」
・正面に取り外し可能な15.6型画面
ZALMAN「Z10 DS Black」
・レトロな外観はまさに唯一無二
SilverStone「SST-FLP02W」
・インテリアに調和する木目調
FFractal Design「North」
●PC内を華麗に演出する【おすすめ周辺機器編】
・どこでも14.5型画面を追加可能
CORSAIR「XENEON EDGE」
・磁力と粘着式で固定できるミニ画面
サイズ「CPS Display Cell」
・曲面OLEDで美麗にCPUを冷却しよう
ASUS ROG「ROG Ryuo IV SLC 360 ARGB」
・電源ケーブルもARGBで装飾すべし
アイネックス「RLD-STR24P」
購入前に仕様を確認! ケース選びのポイント
自作PCの楽しみのひとつは、好みのケース選び。だが、選ぶケースによって搭載できるパーツが異なってくる。選び方の基本知識をチェックしよう。
PCケース選びのポイント【その1】
ケースの大きさは搭載パーツで決める
ケース選びの基本は、対応マザーボードの種類だ。種類でサイズと搭載できるパーツが変わる。最初のPC自作ならATX対応ケースがおすすめ。種類が多く、大半のパーツを問題なく搭載できる。
小型のMicroATXやMini-ITX用ケースは、小さいほど搭載できるパーツの制限が増え、組み立ての難易度も増すので注意。大型のE-ATXは、マザーボードのサイズを確認したうえで対応するケースを選ぼう。
対応マザーをまず確認
PCケース選びのポイント【その2】
電源ボタンや端子の使いやすさも要確認
ケースによって電源ボタンや端子の位置は異なる。PCを机の上に置くなら前面、机の下に置くなら上面に配置されたケースを選ぼう。USB Type-Cを含むUSB端子は多い方が便利だ。なお、USB4など高速なType-C端子は前面に設置できない。便利に使いたいなら、背面の端子にケーブルを繋いで利用しよう。
前面にHDMI端子を搭載したケースは、テレビやライブ配信機器、液晶タブレットへの接続に便利だ。
PCケース選びのポイント【その3】
光らせる冷却系はセットなのか確認
ライティングで魅せるPCを組むなら、付属する光るファンやコントローラーハブの有無も確認しよう。現在の主流は、ARGB(アドレサブルRGB)対応モデル。スペック表に記載がない場合は、型番や説明書を参照しよう。
配線済みケースなら、コントローラーハブをマザーボードに繋ぐだけで、アプリから光り方を操作できる。また、CPUクーラーもARGB端子をコントローラーハブに繋ぐことで光り方を操作できる。
PCケース選びのポイント【その4】
グラボの長さにも注意
小型PCケースの場合は、装着できるグラボの最大長を確認しよう。大型のグラボだと、前面ファンを外さないと装着できないこともある。
LEDライティングを満喫【ピラーレスPCケース編】
内部を広々と見せられる「ピラーレス」型は自作PCのトレンドだ。多くがブラックとホワイトの2色を展開。同系色のパーツで見栄えもこだわろう。
横置きも上下反転置きも可能
be quiet!「Light Base 600 LX」 実売価格 3万5580円前後
対応規格:ATX/MicroATX/Mini-ITX
広いガラスパネルと、上面~下面に続く1.33mのLEDストリップが特徴的。横置き対応に加えて、本体を上下逆にしてガラス面が右側に来る状態での設置も可能だ。
ツール不要で高エアフロー!
NZXT「H6 Flow RGB」 実売価格 2万1200円前後
対応規格:ATX/MicroATX/Mini-ITX
前面を斜めにカットした形状で、独創的な見た目と高い冷却性能を両立。電源やケーブルを分離するデュアルチャンバー構造で発熱を分散し、組み立てやすさも向上。
一体型の曲面ガラスが個性的
Antec「C5 Curve ARGB」 実売価格 1万9980円前後
対応規格:ATX/MicroATX/Mini-ITX
美しい曲面強化ガラスとARGBファン7つを搭載しながら低価格を実現。最新の背面コネクターマザーボードにも対応する。各種インターフェースは本体の上面に搭載。
まるで宙に浮いたかのような設計
COUGAR「CFV235」 実売価格 1万9980円前後
対応規格:CEB/ATX/MicroATX/Mini-ITX
ケース上部が浮いているかのようなフローティングデザインを採用。隙間部分はケースの吸気やLED照明の演出に対応。端子は左側下部に搭載。
宝石のような曲面カットが美しい
MSI「MAG PANO 100R PZ」 実売価格 1万9770円前後
対応規格:ATX/MicroATX/Mini-ITX
左右非対称のパノラマ強化ガラスが特徴的。電源や配線を裏側に格納する構造を採用。見た目の良さと組み立てやすさを両立。インターフェースは左側下部に搭載。
電源ユニットとケーブル系が独立
Cooler Master「Elite 681」 実売価格 9980円前後
対応規格:ATX/MicroATX/Mini-ITX
実売1万円切りで270度フルビューの強化ガラスと4基のARGBファンを搭載。大型GPUや水冷クーラーも余裕をもって搭載できる。インターフェースは上部に搭載。
マザーの垂直方向の位置調整が可能
Lian Li「O11D Mini V2 Flow」 実売価格 1万8860円前後
対応規格:ATX/MicroATX/Mini-ITX
小型のMicroATXやMini-ITXマザー装着時も中央に見栄え良く装着でき、空きスペースにファンなどを搭載できる。底面にGPUを冷却する角度付きファンを搭載。
珍しい天面ピラーレスで個性を演出
Thermaltake「View 390 Air」 実売価格 2万6530円前後
対応規格:ATX/MicroATX/Mini-ITX
天面ピラーレスに加えて、カラバリに個性的なバターキャラメルと紺色のFuture Duskを用意。PCらしくないポップさが魅力。インターフェースは上面右奥に搭載。
ゲーミングPCは派手なARGBのLEDを楽しもう
ピラーレスやARGBファン搭載ケースを購入したら、光る簡易水冷ユニットなどもどんどん追加して光らせよう。3ピン5V端子をコントローラーハブ経由やデイジーチェーンで接続するだけでいい。
PCに繋いでアプリから制御すると光り方のカスタムに加え、音楽や動画・ゲーム、動作温度などと連動させた光も楽しめる。専用アプリや、オープンソースのOpenRGBなどを活用しよう。

























