G-Master Velox III AMD Editionをレビュー
迷ったらこれ!高品質&鉄板パーツを厳選したサイコム製ゲーミングPCは最初の1台に超オススメ
2025年12月28日 11時00分更新
注意書きシールでゲーミングPC初心者へ配慮
マザーボード側のインターフェースも必要十分な装備だ。USB Type-Aは10基(USB 3.2 Gen 1が4基、USB 2.0が6基)、USB Type-Cは2基(USB 3.2 Gen 2とUSB 3.2 Gen 1が1基ずつ)と豊富で、有線LANは2.5GbEをサポート。無線LANはWi-Fi 6Eに対応し、Bluetooth 5.2も使える。
興味深い点は、注意書きのシールがいくつか貼られてあったこと。たとえば、マザーボード側に貼ってある「ビデオカード側の端子をご利用ください」のシールと、ビデオカード側に貼ってあるイラスト付きのシール。
初心者の多くは、HDMIケーブル(もしくはDisplayPortケーブル)をビデオカード側ではなく、マザーボード側の端子に挿してしまいがちだ。昨今はビデオカードを迂回出力できることもあるがデメリットも多い(参考記事:「いまどきのゲーミングPCでマザー側の映像出力に繋ぐのはあり/なし?古の禁忌に踏み込む」)。
また、BIOSの設計次第ではそもそも迂回出力できないこともある。ひと昔前の「映像が出ない」トラブルはこれが原因になっている場合も多かった。ゆえに、この注意書きはありがたいところ(筆者も初心者のころにやらかしたもの……)。
このPC初心者への配慮もG-Master Velox III AMD Edition
が初心者向けである所以と言っていいだろう。カスタマイズメニューの限定やコスパなども含め、徹底的に入門向けのゲーミングPCとして仕上がっている印象だ。
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