クリスマスのショートムービーが完成
necoさんは、もう少し簡単なプロンプトでも十分に多様なバリエーションが生成できることを発見しました。「男性がクリスマスの街を歩いているマルチカット。画面を4x5で区切って、20個シーンを作って。各シーンの左上に通し番号を1から順に表示して」というものです。そして、一度生成すると、その中から気に入った画像の番号を指定して、アップスケールをすることで、ムダな生成回数を減らせるというテクニックです。
🍌NanoBananaPro便利テクニック🍌
— neco (@neco1751662) November 30, 2025
あは。このワークフロー時短できて良いかも🤩
1. 欲しいシーンを4×5=20個+通し番号付きで生成。
(アスペクト比16:9の場合)
2.シーン番号を指定してアップスケール。
バナナさんのご機嫌により、ガチャは必要になるかもしれません🙏💦
私はFreepikでできました☺️… pic.twitter.com/ePwesx62xQ
△necoさんがNano Banana Proのテクニックを紹介しているXの投稿
筆者は、同じように動画AIに利用する前提として、キャラクターの参照画像として、ゲストモデルの「田中さん」を指定して、通し番号表示を出さないようにして生成してみました。様々なシーンを一発で出してくるNano Banana Proの性能にあらためて驚かされますが、いかんせんサイズが小さすぎ、一つ一つをアップスケールにするのは逆に手間だと考えました。そのため、試行錯誤の結果、3x3か2x2のサイズに落ち着いています。
そして、同じように画像として切り出して、今度はGrok Imagineを使って「田中さんのクリスマス」として50秒ほどの動画にしました。作成にかかったのは数時間程度で、ちょっとしたストーリーを作成するには、この方法が非常に優れています。
△「田中さんのクリスマス」
同じように、前回紹介した画像から、明日来子さんと田中さんが喫茶店で再開し、食事をしたあとに、一緒に散歩に出かけるまでも同じように3x3で作成してみました。複雑な状況指定は、AIは混乱しやすく、本来向かい合って座っている2人が並んで座っていたり、明日来子さんがそれ以外のシーンに存在しないコートを着ようとしていたりします。
しかし、これらの画像のみ抽出して、もう一度再生成することで、不自然なシーンを修正することができます。ディティールを求めると、微修正はやはり必要です。
△完成した動画。動画はGrok Imagineで作成

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