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石川温のPCスマホニュース解説 第265回

アップル巧妙な新手数料 スマホ法“肩透かし”で終わる可能性

2025年12月18日 13時00分更新

文● 石川温

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決済手数料を3つの機能に“分割”

 今回、アップルは30%もしくは15%という決済手数料の体系を大幅に変更してきた。

 有料アプリをAppStoreで販売する際、これまでの「決済手数料」というザックリとしたものではなく「決済とコマース機能」「配信とディスカバリ」「プラットフォームツールとテクノロジー」という3つの機能に分けて、それぞれに手数料を設定する体系に切り替えてきたのだ。

 決済とコマース機能に対しては「Apple決済処理料」として5%しか課さない。

 一方で、配信するための手数料としては「AppStore手数料」が設けられ、21%もしくは10%の手数料が課されたのだ。

 また、アプリを配信するための技術的なツールやサービスに対して「コアテクノロジー手数料」として5%が設定されている。

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