ASRockマザーで手堅く組む! 光り輝くコンパクトゲーミングPCの自信作
提供: ASRock
パーツ構成のポイントはここ
Core Ultra 5 245KとRadeon RX 9060 XT 16GBをベースに組んだ本構成は、狙いどおりにリフレッシュレート120~144Hz駆動ゲーミングを満喫できるパフォーマンスを発揮した。ここからは、このパーツ構成のポイントを紹介していこう。
なお、メモリーとSSDの価格が高騰中のため、あくまで記事執筆時の参考価格になるが、本パーツ構成の総額はWindows 11を含めて23万600円前後になる。気になるメモリーとSSDも、パーツショップの週末や年始年末の特価を積極的に狙うことで、価格を抑えたいところだ。
| パーツ構成 | ||
|---|---|---|
| CPU | インテル「Core Ultra 5 245K」 (14コア/14スレッド、最大5.2GHz) |
3万5000円前後 |
| CPUクーラー | ID-COOLING「FROZN-A620-PRO-SE」 (サイドフロー、120mm×2) |
5000円前後 |
| マザーボード | ASRock「B860M Pro RS WiFi」 (インテルB860、Micro ATX) |
1万9500円前後 |
| メモリー | DDR5-5600 16GB×2 | 5万5000円前後 |
| ビデオカード | ASRock「Radeon RX 9060 XT Challenger 16GB OC」 (AMD Radeon RX 9060 XT、16GB GDDR6) |
6万5000円前後 |
| ストレージ | Sandisk(Western Digital)「WD_Black SN7100 NVMe SSD 1TB WDS100T4X0E」 (M.2 SSD 1TB、PCIe4.0×4) |
2万円前後 |
| 電源ユニット | ASRock「PRO-750B」 (750W、80PLUS BRONZE) |
7000円前後 |
| PCケース | Cooler Master「Elite 302 Lite」 (コンパクトミドルタワー、Micro ATX) |
4500円前後 |
| ケースファン | darkFlash「DM8 DM8-BLACK-SINGLEFAN」 (120mm、アドレサブルRGB) |
1200円前後 |
| ケースファン | darkFlash「DM8R DM8R-BLACK-SINGLEFAN」 (リバース、120mm、アドレサブルRGB)×2 |
2400円前後 |
| OS | マイクロソフト「Windows 11 Home」リテール版 | 1万6000円前後 |
| 総額 | 23万600円前後 | |
※価格は12月17日調べ。店頭価格ならびに在庫を保証するものではありません。
マザーボードは豊富な選択肢のなかから、価格とスペックのバランスが良好なASRockの「PRO」シリーズから、「B860M Pro RS WiFi」を選んだ。
無線LANは、6GHz帯域をサポートするWi-Fi 6Eをサポート。有線LANも高速な2.5ギガビットLANとなっている。M.2拡張スロットはPCIe5.0×4を1基、PCIe4.0×4を2基の計3基を搭載している。将来のストレージ拡張に不安なしだ。
自作PCはこだわりも大事
CPUクーラーは、デュアルファン&ツインタワーヒートシンクを備えながら、5000円前後とコスパ抜群のID-COOLING「FROZN-A620-PRO-SE」を選んだ。Core Ultra 5と組み合わせるにはオーバースペックだが、これならゲーム中も静かにしっかりと冷やせる。
そのほか、電源ユニットにはコスト重視で容量750WのASRock「PRO-750B」、PCケースにCooler Master「Elite 302 Lite」、ケースファンに手ごろな価格ながらド派手なLEDイルミネーションを楽しめるdarkFlash「DM8」シリーズを3基追加している。
電源ユニットのEPS12Vコネクターは、8ピン(4+4ピン)になる。マザーボードのCPU12Vコネクターは、8ピン(4+4ピン)+4ピン仕様なので、4ピン足りなくて不安になるかもしれないが、8ピンだけで問題なく動作する
ディスプレー横に、少々斜めに置くことで映えるように選んだのが、フレームと軸部分にインフィニティミラーを搭載したアドレサブルRGB LEDファンのdarkFlash「DM8」だ。ファン固定穴が片側にしかないため、フロントにはリバースタイプを2基搭載している。リアファンと合わせて、PC内部をド派手に彩る。
価格以上の満足度が味わえる自信作が完成
本パーツ構成は、手ごろな価格帯となっているゲーミングディスプレーを組み合わせた高リフレッシュレート駆動ゲーミングと、インフィニティミラーの映えるLEDイルミネーションを満喫できる1台に仕上がった自信作だ。予算20万円台前半で、この冬から春にかけて自作PCを組もうと考えているひとは、参考にしてもらいたい。
気温が低い季節なのもあるが、本構成は想定以上に静かになったのがポイントだ。静音を狙ったCPUクーラーのID-COOLING「FROZN-A620-PRO-SE」もしっかり効いて、「Cinebench 2024」実行時でも回転数は最大で1200rpm台で推移していた。
そのうえ3基のケースファン「DM8」も、800rpm台の低速回転とあって、騒音値は40dBAを切っていた。肝心のゲーム中も同様で、ビデオカードのGPUクーラーファンの動作音が加わっても、38.5dBAと、まったく気にならない騒音値となっていたのは、うれしい誤算だ。

















