AIエージェントに選択肢 「AWS re:Invent 2025」レポート 第8回
AWS re:Invent2025取材中の食レポいかがですか?
ラスベガスで珠玉のインドカレー こりゃあ店も混むわけだ
2025年12月13日 16時00分更新
先週、ラスベガスで開催されたAWS re:Invent 2025。取材する記者は広報・PRの方とプレスルームやホテル内のレストランで会食することが多いのだが、イベントも中日になるとフードコートで食事をササッと済ませて部屋で執筆に専念する記者も出てくる。今回、2日目の夜に私が向かったのはイベント会場であるThe Venetianのフードコートにある「Curry Pot」である。
フードコートで食べられる本場インドの味
re:Inventは毎年来ているので、この店の存在は知っていた。そして私は無類のカレー好きである。いつか食べてやろうと機会を伺っていたのだが、いつもインドの方が店の前を埋め尽くしているのである。だが、その日はたまたま早かったのか、店がわりとすいていたのだ。
カレーは定番のチキンカレーやバターチキンのほか、チャナマサラやパニックパニールもある。ドーサも、ビリヤニもあるので正直迷ったが、基本であるクラシックチキンカレーを頼むことにした。お値段は約20ドルということなので、日本なら少なくとも2食は食べられる3000円。もはや何も言うまい。
さて、10分程度でできあがりのブザーが鳴る。お店にピックアップしに行くと、インドのおかん風のおばちゃんが大きめのコンビニ容器でカレーを出してくれる。さあ、いただきましょう。
キングオブベーシックなインドカレーに舌鼓
間仕切りされた容器には、汁気のあるカレーと硬めに炊かれた長粒米のごはんに加え、ナンも付いてくる。特徴的なのはクミンのかかった生の玉ねぎが添えられていること。なんとなく家系ラーメンのトッピングを思い出す。
いろいろなインドカレーを食べてきたが、うまい。「AMERICAN MADE.
AUTHENTICALLY INDIAN.」を謳うだけあり、タマネギとトマト、ショウガにスパイスで作られたオーソドックスなインドカレー。辛さもスパイス感もちょうどよく、ご飯にも、ナンにも合う。付け合せの生玉ねぎもいい。「ご飯>カレー>玉ねぎ>ナン>カレー>玉ねぎ」のループ処理が止まらない。肉もいっぱいで、食べごたえも十分。体が欲するインドカレーだ。
ということで、朝からの基調講演の取材で疲労してた私は、あっという間に完食。ラスベガスでインドカレーを食べるという非日常感がいいスパイスになっているのかもしれない(カレーだけに)。これはインドの方が店に溜まるわけだ。わりと本気で次の日も行こうかと思った。re:Inventにもインド系の参加者も多かったが、日々こんなカレー食べていたら、いいシステムもできそう。来年は別のメニューにチャレンジしたい。ごちそうさまでした。

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