エレコムは12月9日より、青森県東方沖を震源とする地震に伴い、災害救助法が適用された地域を対象に、特別修理サービスを開始する。同社グループの製品が修理可能な状態であれば、保証期間に関わらず、特別価格にて修理を行うという。修理の対象となるのは、NASやHDD、無線LANルータ、スイッチングHUB、光学ドライブといったハードウェアで、データ修復は対象外となる。
修理サービスの対象となるのは、災害救助法が適用された地区のユーザーだ。これらの地域にお住まいの被災者は、エレコムの特別修理サービスを受けることができる。修理内容として、故障した製品の修理工賃が無料となるが、部品代はユーザーの負担になる。サービスを希望する場合は、指定の窓口まで連絡し、該当する製品を長野県伊那市のエレコムグループ修理センターに送付する必要がある。
サービスの適用期間は、2025年12月9日から2026年5月末日までとなっており、この期間中に申し込んだ修理依頼が対象だ。詳細や対象地域については、内閣府の災害救助法の適用状況ページを参照することが推奨されている。
被災者に少しでも早い生活の復旧を願い、エレコムは柔軟で支援的な対応を行っている。今回の特別サービスは、無線LANルータやHDDなどの重要なデジタル機器の迅速な復旧を支える、心強い取り組みといえる。






