意外とゲーミング用途もアリ!?
新車のSUVみたいな価格に驚愕!450万円超のAMD Ryzen Threadripper PRO 9995WX搭載PC、どんな人がどんな用途で買うの?
2025年12月20日 11時00分更新
9基のファンで強力なエアフローを確保
――Threadripper PRO 9995WXのTDPは350W。冷却面で心配になると思うのですが、そのあたりはなにか工夫をされていますか?
真重氏:ZEFT RTH61Sでは、CPUクーラーにはSilverStoneさんの「SST-XE360-TR5」というThreadripper向けの簡易水冷クーラーを採用しています。このクーラーは、ラジエーターのサイズが360mmで、AMDさんも推奨しているモデルです。弊社でも実際にテストを行い、問題がないことを確認しています。また、PCケースファンにはNoctuaさんの120mm角ファンを3基と、140mm角ファンを1基搭載していまして、冷却面でもお客様に安心してお使いいただけると思っています。
ZEFT RTH61Sの内部の様子。フロント側(写真左側)には3基のPCケースファン、そのすぐ横には3連ファンの360mmラジエーターが位置している。リア側(写真右側)には140mm角の大型ファンもあり、強力なエアフローを連想させる
――動作音についてなにか要望を受けたことはありますか?
中嶋氏:これまで多くのThreadripper搭載モデルを販売してきましたが、動作音に関するお問い合わせをいただいたことはないです。とはいえ、「問い合わせがないので配慮しない」ということはなく、高負荷時でも動作音を抑えることができるようにNoctuaさんのファンを選んだ次第です。先ほどのレンダリング中にゲームを遊ぶといった使い方であれば、このNoctuaさんのファンは喜ばれるのではないでしょうか。





