意外とゲーミング用途もアリ!?
新車のSUVみたいな価格に驚愕!450万円超のAMD Ryzen Threadripper PRO 9995WX搭載PC、どんな人がどんな用途で買うの?
2025年12月20日 11時00分更新
超高価なCPUだが個人で購入する人も「いる」
――Threadripper搭載PCを求めるユーザーになにか共通した傾向はありますか?
中嶋氏:ハイエンド構成の需要が高いのですが、ビデオカードを必要としなかったり、SSDを可能なだけ積んだりと、お客様によっては構成はバラバラですね。「Threadripper搭載モデルならこれ」という鉄板構成がない点が個人的におもしろいなと思っています。
真重氏:弊社では、Threadripper搭載PCでもCPUやPCケースの違いなどで複数のモデルを用意しています。ですので、それほどPCに詳しくなくても、スペックから探していただければお客様の要望に対応できるモデルがご用意できるかと思います。
――Threadripper搭載PCでもPCケースのバリエーションは多いのですか?
真重氏:ZEFT RTH61SはPCケースにSilverStoneさんの「SST-RM52」を採用していますが、ほかにCooler Masterさんの「HAF 700 EVO」を採用した「ZEFT RTH61M」や、「MasterFrame 600」の銀色モデルを採用した「ZEFT RTH61O」など、複数用意しています。
中嶋氏:この中でも弊社においてThreadripper搭載モデルで人気を集めているのがSST-RM52となります。このケースは縦配置でも横配置でも利用でき、会社に置いてもあまり違和感のない外観が喜ばれているのではないでしょうか。
――Threadripperを個人で購入される方はいるのでしょうか?
佐藤氏:いらっしゃいますね。Ryzen Threadripper 9000シリーズは、最大動作クロックとメモリークロックが高いので、実はゲーミング性能も優れています。実際にお話をうかがった中には、レンダリングをしている間に余ったリソースをゲームに使うという方がいらっしゃいました。






