日本では限られたリソースの“共用”が鍵に
使い勝手の良さそうな7GHz帯は、6G時代の主力バンドになりそうな雰囲気だ。すでにヨーロッパでは、6GHzを超える帯域を利用する方向で方針が決まりつつある。
では、日本はどうか。
実際のところ、日本ではすでに7GHzには放送事業や衛星事業などで使われており、空きのない状態だ。
理想的にはすでに使っている事業者にどいてもらうのが望ましい。しかし、その場所を空けてもらうには、放送や衛星の事業者からの理解も必要だし、仮に納得してもらえても、どいてもらうためのコスト、時間もそれなりにかかることになる。
ただ、昔のようにアナログの電波であれば、干渉を防ぐためにどいてもらうしかなかった。しかし、現在では「我々キャリアは、ビームフォーミングなどで電波の出る方向を自在に操れるようになっている」(ソフトバンク 先端技術研究所 湧川隆次所長)という。
電波は限られた資源であり、6Gが始まるからといって、キャリアに無限に周波数帯が割り当てられるというものでもない。そこで検討を進めたいのが、周波数の共用技術だ。

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