このページの本文へ

石川温のPCスマホニュース解説 第261回

スマホ5G“ミリ波”肩透かし 6Gは“センチメートル波”が鍵に

2025年11月26日 07時00分更新

文● 石川温

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

日本では限られたリソースの“共用”が鍵に

 使い勝手の良さそうな7GHz帯は、6G時代の主力バンドになりそうな雰囲気だ。すでにヨーロッパでは、6GHzを超える帯域を利用する方向で方針が決まりつつある。

 では、日本はどうか。

 実際のところ、日本ではすでに7GHzには放送事業や衛星事業などで使われており、空きのない状態だ。

 理想的にはすでに使っている事業者にどいてもらうのが望ましい。しかし、その場所を空けてもらうには、放送や衛星の事業者からの理解も必要だし、仮に納得してもらえても、どいてもらうためのコスト、時間もそれなりにかかることになる。

 ただ、昔のようにアナログの電波であれば、干渉を防ぐためにどいてもらうしかなかった。しかし、現在では「我々キャリアは、ビームフォーミングなどで電波の出る方向を自在に操れるようになっている」(ソフトバンク 先端技術研究所 湧川隆次所長)という。

 電波は限られた資源であり、6Gが始まるからといって、キャリアに無限に周波数帯が割り当てられるというものでもない。そこで検討を進めたいのが、周波数の共用技術だ。

カテゴリートップへ

この連載の記事

ASCII倶楽部

注目ニュース

  • 角川アスキー総合研究所

プレミアム実機レビュー

ピックアップ

デジタル用語辞典

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン