ソフトバンク、7GHz帯センチメートル波に注目
センチメートル波は7.1〜24GHz帯を指す。一方、サブテラヘルツ波は100GHz〜450GHzあたりになる。
広大な周波数幅を確保するという点ではサブテラヘルツ波が注目だ。しかし、周波数が高すぎるため、とにかく扱いにくいという課題を抱える。また、デバイス技術もまだまだ未熟な段階だ。
一方で、がぜん実用性があると期待されているのがセンチメートル波だ。
特に7GHz帯は、すでに商用化されているSub6に近く、連続した周波数帯を確保しやすい。ソフトバンクとノキアでは7GHz帯を使った実験用基地局を銀座に3ヵ所設置。商用化されている3.9GHz帯と比較した。
実験によれば、銀座の大通り、見通しの良い場所では3.9GHz帯と7GHzの伝搬損失はほぼ同等だった。これは銀座のようにビルが並ぶ場所では電波が反射しない、外に漏れにくく、安定した通信が可能になるようだ。
また、7GHz帯の電波は回り込みにくいため、隣接局との干渉が少ない。そのため、電波品質が安定するという効果もあると見られる。
ソフトバンクとしては7GHz帯でもマクロ置局し、3.9GHz帯や2.5GHz帯と併用することで、厚みのある周波数利用を視野に入れているようだ。

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