Premium Line Mini B850FD/E2/Aをレビュー
小さいのにRTX 5080が入っちゃうRyzen 7 9800X3D搭載ゲーミングPCは4Kゲームプレイも快適だった
2025年11月24日 10時00分更新
FF14は4K・最高品質でも超余裕
ゲームに近いベンチマークも試してみよう。まずは「ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー ベンチマーク」(以下、FF14ベンチマーク)から。
といっても、このベンチマークは軽量級。Premium Line Mini B850FD/E2/A
の試用機のハイスペック構成からするとかなり軽い。画質をプリセットの最高となる「最高品質」、解像度を4K(3840×2160ドット、フルスクリーン)にした場合の結果がこちらだ。
17294スコアーで評価は「非常に快適」。レポート出力機能でフレームレートを確認してみると、平均は約119.1fpsで最低は76fpsと、全シーンで危なげなく60fpsを超えていた。
MMORPGやアクションRPGでは、最低フレームレートが30fpsを超えていればプレイへの影響が少なく、60fpsを超えていればカクツキを感じない滑らかな表示ができるレベルとなる。つまり、今回の構成であれば、FF14は4Kの最高画質設定でも間違いなく快適に遊べることになる。
モンハンワイルズも4K・高画質で快適プレイ
続いては、「モンスターハンターワイルズ ベンチマーク」(以下、MHWsベンチマーク)を試そう。こちらはやや重ためとなるものの、設定次第では4Kでも快適プレイが期待できる。
まず試したグラフィックプリセットは「ウルトラ」。フレーム生成は「ON」、レイトレーシングは「高」とした。アップスケーリングとフレーム生成が使われるため、フレームレートを上げやすい設定となる。なお、解像度は4Kとしている。
平均フレームレートは114.06fpsでほぼ常時100fps以上を維持していた。これだけのフレームレートが出ていれば、快適に遊べることは間違いない。ということで、もう少し画質を高められるのではないかと欲が出てしまった。
そこで、先ほどの設定からアップスケーリングモードを「クオリティ」から「DLAA」に変更。これは超解像技術を使わず、最初からネイティブ解像度(今回の場合は4K)で描画するものだ。当然、描画負荷は大きく上昇するが画質は良くなる。
平均はフレームレートは91.81fpsと、まだまだ快適プレイが期待できるレベル。一瞬70fps台まで落ちることもあったが、すぐに80fpsに回復したので、カクツキを感じることはほとんどないだろう。画質にこだわりたい人にはうれしい結果だろう。
なお、フレーム生成を「OFF」にすると、平均フレームレートは56.26fpsまで下がってしまった。アップスケーリングを「DLSS」に戻しても、フレーム生成が「OFF」ではシーンによって60fpsを切ることもある。4Kでプレイするなら、基本的にフレーム生成は有効にしておこう。
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