ZEFT Z57CMをレビュー
銀色が渋いRTX 5070 Ti&Core Ultra 7搭載ゲーミングPC、見掛け倒しじゃないコアゲーマーでも満足いく性能
2025年10月26日 10時00分更新

パソコンショップSEVENの「ZEFT Z57CM」は、PCケースにCooler Masterの「MasterFrame 600 Silver」を採用。銀色の外観が特徴的で、従来の「黒色」や「白色」にない渋カッコイイデザインは唯一無二といえる存在感を放つ。外観や内観をチェックした前回に続き、本稿ではベンチマークでその性能に迫ってみたい。
| ZEFT Z57CMの主なスペック | |
|---|---|
| CPU | インテル「Core Ultra 7 265KF」(20コア/20スレッド、最大5.5GHz) |
| CPU クーラー |
NZXT「Kraken Plus 360 RGB White」(簡易水冷、360mmラジエーター) |
| マザー ボード |
ASRock「B860 Steel Legend WiFi」(インテルB860、ATX) |
| メモリー | G.SKILL「Trident Z5 RGB DDR5」(16GB×2、DDR5-6400) |
| ストレージ | Crucial「T500 CT2000T500SSD8JP」(2TB M.2 SSD、PCIe 4.0) |
| ビデオ カード |
GALAX「GK-RTX5070Ti-E16GB/WHITE/TP2」 (GeForce RTX 5070 Ti、16GB GDDR7) |
| 通信規格 | 有線LAN(2.5GbE)、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3 |
| PCケース | Cooler Master「MasterFrame 600 Silver MF600-SGNN-S00」 (E-ATX、ミドルタワー) |
| 電源 ユニット |
SilverStone「DA850R Gold White SST-DA850R-GMA-WWW」 (850W、80 PLUS GOLD) |
| OS | Windows 11 Home |
| 直販価格 | 45万9580円~ |
Core Ultra 7&RTX 5070 Tiはやはり優秀だった
まずは、「CINEBENCH 2024」でCPU性能をチェックしておこう。
1コアあたりの性能を示すSingle Coreは132ptsで、すべてのコアで処理するMulti Coreは1924pts。ZEFT Z57CMは20コア/20スレッドの「Core Ultra 7 265KF」を搭載しているが、相応の結果といえる。これならゲーム限らず、動画編集などでも頼りになるだろう。
続いては、3D描画処理では定番のベンチマークツールである「3DMark」(Version 2.32.8454)。
まず、DirectX 11ベースのテストである「Fire Strike」系では、テスト解像度が4K(3840×2160ドット)のFire Strike Ultraでも、ZEFT Z57CMは1万8000台の好成績。Fire Strikeのスコアーは5万に届く勢いを見せており、少々古めのゲームでもそのパフォーマンスをいかんなく発揮してくれそうだ。
DirectX 12ベースのテストの「Time Spy」系でも、Time Spy Extremeで1万3000台と優秀なスコアーで、3D描画性能はかなり高めと言っていい。描画負荷が高めのテストである「Steel Nomad」に、レイトレーシングがかかわる「Port Royal」や「Speed Way」も評価に値する結果。
ZEFT Z57CMならレイトレーシングを有効にして、高解像度&高画質でゲームを快適に遊べそうだ。




