10月11日(土)開催! 「TOKYO Gaming-PC STREET 5」情報まとめ 第26回
「TOKYO Gaming-PC STREET 5」より、サイコムのブース展示/ステージをレポート
これがサイコムの真価! “ベールを脱いだ”2つのPCが来場者の度肝を抜いた
2025年10月15日 12時00分更新

TOKYO Gaming-PC STREET 5より
サイコムのブース展示/ステージをご紹介!
アスキーは10月11日、「TOKYO Gaming-PC STREET 5」を開催しました!
BTOのゲーミングPCを手がけるメーカーに、知識が豊富な編集部員に“直接”いろんなことを聞ける&話せるイベント。BTOパソコンメーカーのPCやパーツなどを展示し、疑問を解決したり、何を買うべきか相談したりできるメーカー展示ブースが大盛りあがりでした。
さらに、メーカーや編集部による充実のステージプログラムで、来場者の皆さんをお迎えしました。この記事では、「サイコム」のブース展示/ステージをレポートします。
限界を塗り替える2つの挑戦
創業は1999年、PCだけでなくオリジナルのビデオカードなども作り続けてきたサイコム。BTOパソコンを取り扱うメーカーの中でも、カスタマイズの自由度、エントリー向けのモデルからオリジナリティーあふれる構成など、さまざまな製品を揃えています。
また、動作検証はもちろんのこと、無償で1年、有償で3年までの保証、そして専門のサポート要員が電話やメールでの相談に対応するなど、アフターサービスも充実。初心者から経験者まで安心して製品を購入できるメーカーです。
さて、サイコムが今回の展示で掲げたテーマは、以下のようなものでした。
限界を塗り替える2つの挑戦
──さらに小さく、さらに速く。
──静かに、そして強く。
……しかし、このテーマは、いったい何を表しているのか? その答えが、サイコムのブースにしっかりと鎮座していたのです。
“ベールを脱いだ”2つのPC
「さらに小さく、さらに速く。」を背負って登場したのは、発売されたばかりの新型小型PC「Lepton Mini B860i」。SFF(Small Form Factor)準拠の超小型設計ながら、水冷CPUクーラーやハイエンドビデオカードも搭載可能で、ワークステーションとしての高い性能を実現。
「Lepton Mini B860i」
また、吸排気ファンやCPUクーラーには高品質なNoctua製を採用し、静音性も兼ね揃えた、プロの現場に求められるパワーと快適性をコンパクトにまとめ上げたクリエイター向けPCです。
そしてもう一台は、「静かに、そして強く。」を掲げ、「TOKYO Gaming-PC STREET 5」でなんと“先行展示”となった「G-Master Hydro Extreme Z890i」。
「G-Master Hydro Extreme Z890i」
サイコムオリジナルのビデオカード、「Hydro LC Graphics Plus RTX 5090 32GB」を搭載。冷却性能と静音性のバランスを極限まで突き詰めた一台です。
発売ほやほやの小型PC、先行展示で登場となったビデオカードを搭載したPC、まさに“ベールを脱いだ”といえる強力な2台の展示に、多くの来場者が注目していました。
やはり先行展示ということもあり、Hydro LC Graphics Plus RTX 5090 32GBに注目していた人が多かった様子
また、スペックだけでなく、「どれくらい静かなんですか?」「こういう用途で使いたいんですが……」と、実際にどう使うかを想定しているような質問も多く寄せられたようです。
初心者から上級者まで幅広い層がいらっしゃったサイコムのブースですが、「これを使い倒したいな……」と目を輝かせていた人も多かったように思います。それだけ、展示していた製品が魅力的だったということでしょう。
多くの製品を取り扱っているサイコムなので、来場者も「これなら自分の用途に合いそう」というPCを見つけやすかったのでは
技術だけでなく実用性にも気を配る
サイコムのクラフトマンシップ
さて、「TOKYO Gaming-PC STREET 5」では、タメになる話からオススメアイテムの解説まで幅広〜くトークするミニステージも実施。サイコムのテーマはズバリ、「限界を塗り替える2つの挑戦 さらに小さく、さらに速く&静かに、そして強く。 presented by サイコム」です。
ステージはまず、「ゲーミングPCってなんですか? ゲームをするPCですよね。では、ゲームは何でできてますか? プログラムです。それでは、ゲームを作るプログラムには何が必要ですか?」という問いかけから始まりました。
ステージでは「こういった需要があるので、こういう作りにした」と、意図を明確に説明されていたのが印象的でした
そこで、紹介されたのがLepton Mini B860i。ゲーミングPCでないものを展示したのは、「ゲームを作るにはクリエイター向けのPCが必要」だから。静音性、冷却性にこだわりつつも、最小限のフットプリントで最大限のカスタマイズができるように設計されています。
さらに、会社内でも持ち運びできるように、スペックが高くても取り回しやすいというニーズに応えた、“実践的”なつくりなのです。フリーアドレスでも大丈夫、でも性能面で妥協なし。そういった需要に応じます。まさに、ゲームを作るような人たち、クリエイターから求められるものをそなえたPCというわけ。
現場のニーズから生まれたのがLepton Mini B860iなら、Hydro LC Graphics Plus RTX 5090 32GBは、ビデオカードの水冷化に取り組んで10年を超えるサイコムの技術の結晶。担当者が胸を張って「真打ちが登場しました!」と紹介するほどの自信作なのです。
グラフでHydro LC Graphics Plus RTX 5090 32GBの実力を説明
ドイツのLYNK+と共同開発、クイックリリース機構をそなえたラジエーターと、アルミ製ケースを組み合わせ、すぐれた冷却性能を実現しているとのこと。
その実力については、ぜひ本記事の最後から当日の配信アーカイブでチェックしていてください。編集部のジサトライッペイとつばさも終始おどろきっぱなしの圧倒的なスペックなんですから。
つばさもびっくりしっぱなし、それがサイコムの実力
サイコムの担当者は、「(来場してくれた方が)多くて、圧倒されて。うれしくなってしゃべりすぎてしまいました」と笑っていました。それだけ語りがいのあるPC、パーツをウチは開発しているんだぞ……という自負もそこにはあるはずです。
クリエイターが本当にほしいものを詰め込んだ小型PC、圧巻の性能をほこるビデオカードを積んだゲーミングPC。技術だけでなく実用性にも気を配る同社のクラフトマンシップ、来場者の度肝を抜いたといっても過言ではないでしょう。
性能も静音も諦めたくない人なら、サイコムは第一にチェックすべきメーカーである。サイコムのブース展示/ステージプログラムには、そんな納得感に満ちあふれたものでした。
サイコムのステージはこちら

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