架空のゲーム「ラーメンバトル」CMも成功
テーマを変えたら追従できるかどうかにも興味が湧いたので、アイドルゲームのような設定でプロンプトを入力したところ、完全についてきて、いかにもありそうなアイドル系ソーシャルゲームのCMが作られました。
Sora 2で筆者が生成した動画。プロンプトは「萌えアニメ風でソーシャルゲームのCM。今ならガチャ1000回。学園生活とアイドル活動をテーマに女性たちと頑張るゲーム」
では、既存のゲーム風のCMだけでなく、オリジナリティのあるゲームCMが作れるのかということも試してみました。実写を使った、絶対に存在しないと思われる「ラーメンバトル」をテーマにしたゲームです。それでも、それっぽいCMの生成に成功しています。ゲーム要素として「味力(みりき)を強化」といった新規ワードまで作り出しており、指定プロンプトから世界観を広げるように拡張したプロンプトを内部で追加生成して、その上で動画にしているのだろうと想像つきます。
Sora 2で筆者が生成した動画。プロンプトは「ラーメンバトルソーシャルゲーム。実写版CM。うまいラーメンを黙々と食べる髭の親父を操り日本中のラーメンを食べ尽くす。ガチャ1000回無料」
しょうもないものを作ってみようと、廃墟になった日本の国会議事堂前でダンスするアイドルみたいなのも作ってみましたが、それでも、プロンプトについてきました。
プロンプトは「廃墟となったポストアポカリプスの世界で日本の国会議事堂の前でダンスするメイドユニットのCM。『日本を萌え萌えクールジャパンに』たくさんの人が彼女たちに拍手を送る」
さらには、この連載で9月22日に掲載した「グーグル画像生成AI「Nano Banana」超便利に使える“神アプリ” AI開発で続々登場」の冒頭部分をそのまま、プロンプトにしてCMにしてみました。10秒に収めるためにテキストの量を絞り込みながらも、意味が通じるように動画化してくれています。ユーザーが入力したプロンプトから、意味をくみ取り、予想を超えて適切に感じられる内容を作り出してくれるのです。
プロンプトは「CM グーグルの画像生成モデル「Nano Banana(Gemini 2.5 Flash Image)」はGoogle AI Studioの機能「Build」に連動させることで、簡単に専用アプリを開発することができます。Buildは、5月に発表されたプログラミング知識がなくてもAIを活用したWebアプリを簡単に作成できるツールで、Geminiとの対話しながらアプリを作っていく、いわゆるバイブコーディング環境です。Nano Bananaの使い道を劇的に便利にするアプリ化を紹介します」

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