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田口和裕の「ChatGPTの使い方!」 第39回

xAI「Grok」無料プラン徹底ガイド スマホ&PCの使い方まとめ

2025年09月19日 17時00分更新

文● 田口和裕

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Grokをスマホで使う

 まずはXアプリの「Grok」タブを試すのがもっとも手軽だ。タブを開いて質問を入力すればその場で結果が表示される。ニュース検索や軽い会話ならこれだけで十分だ。画像作成や音声モードもここから利用できる。

画面下部のGrokアイコンをタップ

 本格的に使うなら専用のGrokアプリをインストールしよう。チャット画面が広く、履歴やピン留めの管理がしやすい。写真アップロードや音声モードもスムーズに呼び出せる。

iPhoneはApp Store、AndroidはPlayストアからダウンロード

Androidアプリのチャット画面

 画像アップロード解析は、カメラで撮った写真やギャラリーの画像を添付して「これ何?」と聞くだけ。旅行先の看板や植物、料理などを調べるのに便利だ。

写真をアップロードして質問

 画像生成の「想像してください(Imagine)」では、短いプロンプトからアイコンやネタ画像を作成できる。生成結果はそのまま保存してSNSに投稿できる。

 画像をタップすると表示される画面で「動画を作成」をタップすれば、生成した画像を元に音声入りの動画を作成することもできる。

「動画を作成」をタップ

 生成された動画がこちら。

 音声モードを使えば、画面を見ずに話しかけるだけで操作できる。両手がふさがっているときや移動中に便利だ。上部のメニューでペルソナ(デフォルトはアシスタント)を切り替えると、会話のスタイルを変更できる。ユニークなペルソナも用意されている。

このアイコンをタップでスタート

会話中の画面

18禁ペルソナも存在

 入力欄左の「Auto」アイコンをタップすると応答モードを選択できる。標準のAutoのほか、速度優先のFastと推論重視のExpertがある。Heavyは有料プラン限定で、複数のエージェントが協議して答えを出す最上位モデルだ。普段はAutoで十分だが、すばやい返答が欲しいときはFast、丁寧な説明や推論が必要なときはExpertを選ぶとよい。

普段はAutoで十分

 このようにスマホ版は、日常のちょっとした調べものから画像生成までワンタップで実行できる「ポケットAIアシスタント」として活用できる。

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