肉食ナベコの「なんでも食べてみる」 第1049回
7月4日から「生ビールvsハイボール祭」開催
日高屋が酒好きを救済!「生ビール」「ハイボール」どちらも安い、約2ヶ月間の酒祭りが開幕
2025年07月01日 12時20分更新
ハイデイ日高が運営する中華チェーン「熱烈中華食堂日高屋」では、「生ビールVSハイボール祭」を7月4日より開催します。
生ビールとハイボールの両方を通常の税込み価格から20円引きするという内容。開催期間は8月下旬までを予定。約2ヵ月間、お酒好きにとって日高屋は今まで以上に天国になります。
今夏は生ビールもハイボールも両方20円引き
関東を中心に展開する日高屋では、食事だけでなく、“ちょい飲み”目的で立ち寄るお客さんも多く、餃子などの中華総菜と一緒にお酒を楽しむ姿がよく見られます。そうしたニーズに応える形で、同店では例年夏に「生ビール祭」と題し、生ビールを割引するキャンペーンを実施してきました。今夏はさらにパワーアップし、生ビールに加えてハイボールも割引の対象となります。
7月4日からスタートする「生ビールVSハイボール祭」では、「キリン一番搾り(生)中ジョッキ」は通常価格390円のところ370円で。「陸ハイボール」は通常価格340円のところ320円で提供されます。
■日高屋「生ビールVSハイボール祭」
期間:7月4日~8月下旬(予定)
内容:生ビールとハイボールがそれぞれ税込価格から20円引き
キリン一番搾り(生)中ジョッキ 390円→370円
陸ハイボール 340円→320円
陸ハイボール、負けるな!“伸び率”でジャッジ
事前に開かれた発表会で、キャンペーンの詳細と特別メニューについて聞いてきましたよ!
さてさて。生ビールとハイボールの両方を同時に割引するキャンペーンは、日高屋としては珍しい試みです。「生ビールVSハイボール」というキャンペーン名のとおり、それぞれの“販売杯数の伸び率”によって勝敗を決める予定としています。結果は9月頃に発表される予定で、それを踏まえた施策も現在検討中とのことです。
日高屋では、通常時から生ビールのほうがハイボールよりも圧倒的に売れているそうです。ハイデイ日高の青野代表取締役社長は、「杯数でいうと生ビールが多いのは目に見えている。今回は伸び率を見たい」とコメント。また、「陸ハイボールをこの価格で飲めるお店は珍しい」と、その競争力の高さも強調しました。
なお、日高屋ではハイボールに使用しているウイスキーを「ホワイトホース」から国産の「陸」へ2024年3月に変更しています(どちらもキリンビールが扱うウイスキー)。国産ウイスキーの「陸ハイボール」を押し出したい意気込みが感じられます。
「コリ旨!砂肝」にも注目
キャンペーン期間中、お酒だけではなくおつまみも注目です。7月4日より特別メニュー「コリ旨!砂肝」(210円)が期間限定で登場します。コリコリ食感が魅力の砂肝小皿は、ビールにもハイボールにもぴったり。
発表会では、業界的には意外なことに、商品の提供元であるニチレイフーズ(※飲食店向けに食材を供給する「サプライヤー」)の関東信越支社長が登壇しました。今回の「砂肝」は、ニチレイフーズの業務用冷凍食品を使用し、日高屋ではそれをラードで揚げて、旨みをまとわせて仕上げているそうです。
実は、日高屋で提供されている「五目春巻き」もニチレイフーズの業務用商品。以前からおなじみのメニューですが、最近、改良が加えられ、揚げ色がより美しくなり、味わいもいっそうおいしくなったとのこと。
本来、こうしたサプライヤーが表舞台に登場するのはまれですが、日高屋の青野代表取締役社長は「最近は垣根がなくなってきた」と発言。時代の流れを踏まえ、あえて協力会社も巻き込んで発表会を開催したといいます。
キリン執行役員「日高屋さんはビールの管理がいい」
印象的だったのは、キリンビールの執行役員が登壇し、日高屋で提供される生ビールについて「多くの飲食店にビールを提供してきた中でも、日高屋さんはコンディションがとてもよい」と語った点です。ビールサーバーを清潔に保ち、管理やマニュアルがしっかりしていることを高く評価していました。
「生ビールVSハイボール祭」は7月4日からスタート。何杯飲んでも割引が適用されるのがうれしいポイントです。370円の生ビールか、320円の陸ハイボールか……どちらを飲むか迷ったら、いっそ両方飲んじゃうのも大アリ!
お酒好きにとって助かる約2ヵ月間。ありがとう、日高屋!
※価格は税込み表記です。

この連載の記事
-
第1084回
グルメ
セブンのちいかわ「鬼辛カレー」食べてみた! “フツーにすっごく辛い”けどペロッといけるよ -
第1083回
グルメ
ミツカン、“ご飯をおいしく炊く”液体を新発売。1本約500円、…これどうなの? -
第1082回
グルメ
ローソンに本気の冷凍「札幌味噌らーめん」が登場! 人気店「彩未」監修、気になる味は…… -
第1081回
グルメ
【確信】松屋の「ナポリタンハンバーグ」は完全に“ビールのおつまみ”だった -
第1080回
グルメ
ケンタッキー本気の「鶏竜田バーガー」を8年かけて開発! 「ケンタ味じゃない、けどおいしすぎ!」 -
第1079回
グルメ
17年ぶり“モスの匠味”。「高すぎる」と言われたバーガーが令和には…… -
第1079回
グルメ
モスらしさ全開!「アボカドバーガー」はアボ度マシマシでとろけるおいしさ -
第1078回
グルメ
ローソンにまたも神スイーツ! 新チーズケーキはいいとこどり -
第1077回
グルメ
すし関係ない!もはやシャリもない「ケバブ」は万博で人気だった -
第1076回
グルメ
「木樽熟成ヱビス」ってどんな味? ウイスキー「デュワーズ」とコラボした唯一無二のビールが飲める -
第1076回
グルメ
「カニマヨ」だけじゃない。冬ピザが進化していた - この連載の一覧へ









