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ASUS製で容積33Lの「Prime AP201 Tempered Glass ホワイト」採用、ビデオカードはRTX 5070

コンパクトでカッコいいけど大きなケースと比べると自作難易度は高め、でも実はゲーミングPCとしてBTOで買えるよ

2025年06月13日 11時00分更新

文● 宮崎真一 編集●八尋/ASCII

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ASUSのAP201を採用
コンパクトだけど360mmラジエーターを搭載可能

 ケースは冒頭でも述べたとおりAP201を採用。このAP201は、サイズがおよそ幅205×奥行350×高さ460mmとかなりコンパクト。とはいえ、トップパネルに360mmサイズのラジエーターが搭載可能と、内部空間はかなり余裕がある。

トップパネルもメッシュ構造で、ASUSによるとケース全体で5万7000個以上の1.5mm径の穴で構成されているとのこと

左側面のサイドパネルを外して内部を見たところ。内部空間はサイズの割にはかなり広めで、メンテナンス性は良好だ。また、グラフィックスカードは338mmの長さまで搭載できる

右側面のサイドパネルを外したところ。ケーブルもキレイにまとめてある

 また、電源ユニットがフロントパネルに設置され、電源ユニットのファンが前面からの吸気を担っている点は非常にユニークだ。なお、フロントパネルにはヘッドフォン出力とマイク入力のほかに、USB 3.2 Gen.2 Type-Cを1基と、USB 3.2 Gen.1 Type-Aを2基搭載し、使い勝手は上々だ。

電源ユニットはフロントパネル側に装着されている。そのため、電源ユニットのファンがフロントパネルからの吸気を行う構造だ。何気に電源ユニットも白色で統一されている

 その電源ユニットにはSilverstoneの「DA850R ホワイト」を採用。定格出力850Wで、80 PLUS Gold認証を取得したモデルで、Core Ultra 7 265FとRTX 5070という構成では、十分なスペックといっていい。

価格は税込みで35万7280円
将来的なアップグレードも容易

 ZEFT Z55IGの価格は税込みで35万7280円と、比較的リーズナブル。コンパクトなサイズでも、ゲーミング性能も十分用意されており、パソコンに場所を取られたくない人にとって、このZEFT Z55IGは有力な選択肢であることは間違いない。

 また、内部空間も広めに確保されているため、メンテナンスやアップグレードも行ないやすく、これ1台で良好なゲーミング環境が構築できることは間違いない。

 とはいえ、肝心のゲーミング性能がどの程度なのかは気になるところ。そこで、別記事ではZEFT Z55IGで実際にゲームをプレーし、そのパフォーマンスを確かめてみたい。

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