従来モデルより性能が向上、クラウドサービス活用も快適に

ヤマハからVPNルーター新製品「RTX840」 小規模拠点で手軽にローカルブレイクアウト

文●福澤陽介/TECH.ASCII.jp

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 ヤマハは、2025年5月27日、企業向けルーター「RTXシリーズ」の新製品として、小規模拠点向けのギガアクセスVPNルーター「RTX840」を発表した。従来モデルの「RTX830」から性能を向上させつつ、ローカルブレイクアウトの手軽な運用に対応した後継機。希望小売価格は12万1000円(税込)で、2025年8月より提供開始する。

ヤマハのギガアクセスVPNルーター新製品「RTX840」

 RTX840は、従来モデル比で4倍のメモリー(RAM)を搭載。NATおよび動的フィルターの最大セッション数を6万5534から15万まで強化し、TCPコネクション処理性能も約30%向上させた。これらの性能向上で、クラウドサービスも快適に利用できる、安定した通信環境を実現する。なお、使い勝手は従来モデルを踏襲しており、筐体サイズや対応回線、搭載インターフェースなども従来モデルと同じ。そのため、容易に置き換えが可能だ。

 また、通信先リスト(IPアドレスまたはFQDNで定義)によるローカルブレイクアウト機能を標準搭載している。設定が簡単なうえ、Microsoft 365やWindows Update、Google系サービスといった主要のクラウドサービスは、ヤマハから最新の通信先リストが自動配信されるため、面倒なリストのメンテナンス作業なしで利用できる。

ローカルブレイクアウト機能のイメージ

 加えて同製品は、IPA(情報処理推進機構)が策定した「セキュリティ要件適合評価及びラベリング制度(JC-STAR)」のレベル1への適合を、2025年8月ごろに表明予定だという。JC-STARは、インターネット通信機能を持つIoT製品を対象に、共通の物差しでセキュリティ機能を可視化し、企業や公的機関の製品選定を簡略化する制度だ。

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