X3Dシリーズに最適化されたASRock「B650M Pro X3D WiFi」が良い!コストを重視したRyzen自作の筆頭候補
提供: ASRock
ゲームベンチマークも文句なしのパフォーマンスを発揮
次は、異なるマザーボード(チップセット)でのRyzen X3Dのパフォーマンスチェックに進んでいこう。
まずは定番ベンチマーク「ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー ベンチマーク」で確認だ。ベンチマークは画質を「最高画質」に設定し、解像度3840×2160、2560×1440、1920×1080ドットで実行した。
4Kの3840×2160ドットではX870とB650に差はでなかったが、2560×1440ドット、1920×1080ドットではわずかだが、B650のほうがフレームレートを伸ばしている。ゲームプレイ中に体感できるほどの差ではないが、「B650M Pro X3D WiFi」は、コストを抑えながら同等のパフォーマンスを発揮してくれるわけだ。
続けて「モンスターハンターワイルズ」の公式ベンチマークを使って確認していこう。解像度は3種類で、画質は「ウルトラ」ベースで、AMD FSRでフレーム生成を効かせ、アップスケーリングモードは「AMD Native AA」に設定。レイトレーシングは「高」、「高解像度テクスチャ」といった最高画質でベンチマークを実行した。
「ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー ベンチマーク」と同じく、文句なしの結果だ。「B650M Pro X3D WiFi」+Ryzen 7 9800X3D+Radeon RX 9070 XTで組めば、コストを抑えながら、モンハンワイルを快適にプレイできるPCの出来上がりだ。
重たい「アサシン クリード シャドウズ」でも差はない
パフォーマンスチェックの最後は、重量級ゲームタイトル「アサシン クリード シャドウズ」を試してみた。画質はプリセットで「最高」、レイトレーシングを「全体的に拡散+反射」を選択。そのほかアップスケーリングを「AMD FSR」、品質を「ネイティブAA」、フレーム生成を使用に設定し、ゲーム内ベンチマークを実行している。解像度はここまでと同じく3種類だ。
Radeon RX 9070 XTでも、4Kゲーミングはちょっと厳しくなるヘビー級タイトルとなる「アサシン クリード シャドウズ」。X870とB650に差はみられず、両環境で安定したフレームレートを発揮している。
クリエイティブとゲーミングのパフォーマンスをみてきたが、テストに使ったAMD X870チップセット搭載で、3万9000円前後となっている「X870 Steel Legend WiFi」を上回るスコアもみられた。「B650M Pro X3D WiFi」は、コスパに優れた一般用途向けのASRock Proブランドに属しているが、Ryzen X3Dシリーズを安心して組み合わせられると言える。











