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ボーナスで買いたいLG「45GX950A-B」

映画もゲームも楽しみたい! 最高の没入体験のための5Kディスプレー

2025年06月09日 15時00分更新

文● ジサトラヒロム 編集⚫︎ASCII

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 ゲームやクリエイティブワーク、エンタメ鑑賞など、近年ディスプレーに求められる性能はますます高度化しています。中でも多くの人が直面するのが、「映像美を優先するか、それとも性能を優先するか」という悩みです。

 そんなテレビのようにも、ゲーミングディスプレーとしても使いたいという欲張りな人におすすめなのがLGのゲーミングディスプレー「45GX950A-B」。映像美、没入感、ゲーミング性能という三拍子を高いレベルで兼ね備えた本機は、まさに妥協のないプレミアムディスプレー。今回はその魅力をレビューしつつ、購入時の注意点までお伝えします。

45GX950A-Bのメリットとデメリット

メリット1:有機EL×5K解像度で圧巻の映像美

 45GX950A-Bの魅力のひとつは、有機ELパネルと5K(5120×2160ドット)解像度が生み出す圧倒的な映像表現力です。有機ELならではの漆黒表現は、夜景や宇宙空間のシーンで圧巻のリアリティーを誇り、発色の鮮やかさはHDRコンテンツとの相性も抜群です。

 5Kの超高精細画面は、写真編集や映像編集といったクリエイティブ用途でも力を発揮。細部のディテール確認や複数ウィンドウの同時表示も快適です。映画鑑賞では、まるで劇場のスクリーンを独占しているかのような贅沢さを味わえます。

メリット2:ウルトラワイド×湾曲ディスプレーで没入感が最高

 本製品は、一般的なディスプレーの画面比率16:9ではなく、21:9を採用したウルトラワイドディスプレー。横方向に広がる画面は、FPSやレーシング、オープンワールドゲームにおいて視界を広げ、敵の位置や景色の広がりをダイナミックに体感できます。

 さらに、800Rという非常に強いカーブが特徴的です。曲率が大きいことで視界の端まで画面が入り込み、視野を覆うような感覚に。例えば、シミュレーター系ゲームではコクピットの計器類が自然に視野に収まり、実車さながらの感覚を得られます。映画や動画鑑賞でも、視聴者がまさに「その世界に入り込んだ」かのような体験ができます。

メリット3:330Hz駆動&0.03ms応答速度でゲーミング性能も◎

 ゲーミング性能においても、45GX950A-Bは抜かりありません。解像度を2560×1080ドットに設定することで、なんと330Hz駆動という超高速リフレッシュレートを実現します。これに応答速度0.03msという超低遅延性能が加わることで、FPSや格闘ゲーム、MOBAといった競技性の高いゲームでもプロ仕様のパフォーマンスを発揮。

 特に高速なエイム操作や、一瞬の判断が勝敗を分けるタイトルでは、このスペックの恩恵を強く実感できます。スクロールやカメラ移動も残像感がほとんどなく、従来のゲーミングディスプレーからの買い替えでも差を感じられるでしょう。

注意すべき点1:超ハイエンドモデルゆえの高価格

 これだけの性能を詰め込んだハイエンドモデルである以上、価格も相応です。ゲーミングディスプレーとしてはかなりの高額となるため、購入前には予算面の検討が必要です。とはいえ、PCやゲーム機、サウンド環境などと同様、ディスプレーは環境の中心的存在。長期的な投資として見れば、その価値は十分にありそうです。

注意すべき点1:44.5型ゆえ設置スペースに注意

 本機は44.5型という非常に大きなサイズです。一般的な27~32型のディスプレーと比べると圧倒的な存在感があり、設置には相応のスペースが求められます。特に奥行きの狭いデスクや壁際の配置では、ディスプレーの脚部やカーブ形状が干渉しやすいので要注意。

 購入前には、設置予定のスペースを採寸し、場合によってはモニターアームや広めのデスク導入を検討することを強くおすすめします。

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