半導体大手エヌビディアとパートナー企業が、GPU関連製品について、価格引き上げの動きをみせていることがわかった。5月12日、台湾メディアDIGITIMESが報じている。
報道によると、今回の値上げは、米国によるAI関連チップの対中輸出規制強化やトランプ米大統領による関税政策、Blackwellチップの米国内生産による製造コスト上昇など、複数の要因が背景にあるとのこと。
例えば同社のフラッグシップモデル「RTX 5090」の場合、台湾では2025年1月の発売から数ヵ月で10%以上も価格が上昇。サーバー製品についても、見積価格ベースの値上げ幅が最大15%に達しているという。
日本市場への影響は不明だが、エヌビディア製品の購入を検討中の人は、今後値上げされる可能性も考慮しておいた方がよさそうだ。
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