グーグルは4月29日、デスクトップ版およびAndroid版のChromeで、脆弱性の修正を含むアップデートを公開した。今回は深刻度「高」を含む脆弱性に対応している。
修正された主な脆弱性は以下のとおり。
深刻度(高)
・CVE-2025-4096:HTMLのヒープバッファオーバーフロー
深刻度(中)
・CVE-2025-4050:DevToolsにおける境界外メモリアクセス
・CVE-2025-4051:DevToolsでのデータ検証が不十分
深刻度(低)
・CVE-2025-4052:DevToolsでの実装が不適切
修正済みバージョンは、WindowsとmacOSが「136.0.7103.48/49」、Linuxが「136.0.7103.59」、Androidが「136.0.7103.60」。
アップデートは今後、数週間かけて順次展開予定。デスクトップ版についてはChromeの設定から手動でアップデートすることも可能だ。
