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試用機のビデオカードはGeForce RTX 5090、マザーボード、ビデオカード、CPUクーラー、電源がASUS製

ほ、ほしいっ! HYTEのタッチスクリーン搭載ケースのBTOPC、人気のRyzen 7 9800X3Dを採用

2025年04月18日 11時00分更新

文● 宮崎真一 編集●八尋/ASCII

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タッチスクリーン搭載のPCケース「Y70 Touch Infinite Panda」を採用

 そして、ZEFT R60RAが異彩を放っているのが、ケースにHYTEの「Y70 Touch Infinite Panda」を採用している点だ。このY70 Touch Infinite Pandaは、全体が白色で、右サイドの側面が強化ガラスで内部が見えるタイプ。

 変わっているのは、ピラーの箇所に14.9インチのタッチスクリーンを備えており、サブディスプレーと使用できるほか、HYTEの独自アプリ「NEXUS」からさまざまなステータスを表示させることも可能なのは、非常に使い勝手がいい。自分の好きな動画をこのディスプレーで流したり、XなどのSNSを表示させたり、使い方の幅が広がることは間違いない。

ピラーには14.9インチのタッチスクリーンを搭載。解像度は682×2560ドットあり、好きな画像を表示させることが可能だ

ディスプレーに本誌のWebサイトを表示してみたところ。Webサイトを表示させるというのは実用的な使い方の1つだろう

フロントパネルも強化ガラス製で内部がよく見える

ZEFT R60RAの内部の様子。RTX 5090が鎮座しているが、ライザーカードを使用することで安定性が良好で、内部空間も広めに確保されている

底面には防塵フィルターが装着されており、脱着も簡単でメンテナンス性は良好だ

トップパネルには何本ものスリットが用意され、それが排気孔となっている

そのトップパネルを外したところ

右側面もスリットを利用したデザインとなっており、このスリットが吸気孔として使用されている

右側面のサイドパネルを外すと電源の姿が見えるほか、ケーブルがキレイにまとめられているのが確認できる

マザーボードベースの裏側に用意された3.5インチ/2.5インチ共用ベイ。2.5インチであれば各トレイに2台ずつ、計4台搭載可能だ

背面は打って変わって黒一色。白と黒のバランスが取れたデザインともいえる

 ストレージはM.2 SSDを2TBと4TBの2台を搭載しており、容量が足りなくなることはまずないはずだ。また、メモリーも128GBも用意され、こちらも速度と容量ともに申し分のない内容だ。

 最後に電源ユニットも、ASUS製の「ROG Strix 1200W Platinum」と、ここもASUS製品で統一。このROG Strix 1200W Platinumは、80PLUS Platinum認証を受けた高品質モデルで、定格出力は1200Wを誇る。Ryzen 7 9800X3DとRTX 5090との組み合わせでも、この大出力電源であれば、十分といっていい。

電源もROG Strix 1200W PlatinumとASUS製品で揃えられている

価格は驚きの税込みで158万3780円
個性的なマシンが欲しいのならこの1台

 ZEFT R60RAの価格は、税込みで158万3780円と非常に高価。しかし、市場で人気なASUS製品で揃え、ハイエンドに特化したスペックを備えている点から考えると、納得のいく価格でもある。誰しも手が出る製品ではないものの、他人とは違う最高の1台がほしいのであれば、このZEFT R60RAは魅力的な1台ではないだろうか。

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