グラフィックとオーディオを大幅に改良、基本プレイ無料に
R6Sがガッツリ生まれ変わる「SIEGE X」とは何か、ざっくり全部紹介! 6対6の新モード「DUAL FRONT」を先行プレイ
2025年03月14日 04時00分更新
ユービーアイソフトのシューターゲーム「Rainbow Six Siege(レインボーシックス シージ、以下「R6S」)」にて、超大型アップデート「SIEGE X」が発表された。グラフィックやオーディオ、ゲームプレイなどにおいて、大幅なアップグレードが実施される予定だ。SIEGE XはYear10シーズン1の終了後より順次導入される予定だ。
今回、新たに実装される新モード「DUAL FRONT(デュアル フロント)」を中心に、実装に先駆けてプレイする機会を得た。合わせて、SIEGE Xで何がかわるのか、その全貌をざっくりと紹介しよう。
基本プレイ無料、ランクなど一部が有料に
すでにR6Sを持っている人はそのままプレイ可能
まずは、SIEGE Xから変更される価格について紹介しよう。SIEGE Xは、基本プレイが無料となり、カジュアル、AI戦、アンランク、クイックプレイ、DUAL FRONTがフリープレイになる。ただし、ランクマッチとシージカップに参加するには有料版を購入する必要があるという。なお、すでにR6Sを持っているプレイヤーは、新たに購入する必要はなくそのまま全コンテンツをプレイ可能だ。
加えて、これまでの進行状況やスキン、アンロックずみのオペレーターもそのまま引き継がれる。基本プレイを無料にしたことにより、新規ユーザーが入りやすくすることが目的だという。
これに伴い、新規プレイヤー向けに学習しながら上達できるツールを導入。クリアランスレベルがリワークされるほか、AI対戦モードも追加。このAIは本物のプレイヤーのような動きをするため、オンライン対戦がまだ怖いという人や、ひとまずAI相手に練習してからオンライン戦に挑みたいという人には、うれしい要素となるだろう。そのほか、チュートリアルをつうじてオペレーターが26人まで獲得できるという。
グラフィックが大幅に向上、ライティングエンジンをオーバーホール
SIEGE Xで目玉となるのが、グラフィックとオーディオの刷新だ。グラフィックについては、技術的に大規模なオーバーホールを実施。ライティングエンジンをオーバーホールし、主要な表面に没入感がよりでるようにリワークされているという。
また、マテリアルのアップデートや解像度の向上も実施している。さらに、自分の影がどこに映るかも判断できるようになるとのこと。テクスチャの解像度は、現在と比較して2倍になる。PC版では、4Kのオプションパックも導入する。
環境マップには凸凹表現を始めとした、これまでにはなかった技術を追加している。レンガ、木材、コンクリートなどに新しいテクスチャを適用。これにより、細部の表現がよりしっかりするという。
マップは、銀行、国境、山荘、クラブハウス、カフェ・ドストエフスキーなどが順次アップデートされていくとのことだ。
そのほか、グラフィックの向上ではないが、モーションにより武器をじっくり観察できるようになる。モーションはゲーム内の約100種類の武器に適応されるそうだ。
こちらもグラフィックではないが、メニュー画面の刷新も実施する。これにより、UIの反応や、バトルパスのナビゲーションも改良されるとのこと。バトルパスは報酬のプレビューがズームできるようになる。加えて、ショップ画面もリニューアル予定だ。そのほか、eスポーツ専用メニューも導入される。ライブマッチの通知や視聴場所の案内、タイムスケジュールなどが確認できるようになるほか、eスポーツシーンの全体的な構造が理解できる要素も導入予定とのことだ。
ASCII.jpの最新情報を購読しよう