このページの本文へ

言われなければ気づかない、すべてAIのガールズユニット

2025年03月13日 10時35分更新

文● G. Raymond 編集●ASCII

  • お気に入り
  • 本文印刷

 最新AI技術を駆使して作られたガールズユニットのミュージックビデオが3月12日に公開され、注目を集めている。HQ.STUDIO傘下のAI.TALKとDreaminaが共同で制作したもの。

 AI.TALKによれば、デジタルヒューマンに最新のリップシンク機能を適用することで、同じ画面内で複数の人物に歌わせることに成功した。リップシンク機能には、TikTok運営元ByteDance傘下企業が開発した「Ji Meng AI」を使用した。リップシンク機能は、同じくByteDanceが2025年2月に発表した動画生成技術「Omunihuman-1」をベースとしている。

 MVの制作にあたっては、様々なAI技術が使用された。デジタルヒューマンの作成には「Dreamina AI」、歌詞作成に「DeepSeek」、編曲・歌唱に「Suno」、アニメーションに「Kling AI」がそれぞれ使われている。

 MV視聴者からは「これは(人間と)区別がつかない」「バーチャルヒューマンによるエンタメの最前線だ」「現実の人間に100%近いアニメーションを生成できるところまで近づいている」といった感想が集まっている。

 

■関連サイト

カテゴリートップへ

ピックアップ