OW2新シーズン「SPOTLIGHT」、アメリカ Blizzard本社取材レポート 第6回
アメリカ・カリフォルニアにあるBlizzard本社でインタビュー
OW2新ヒーロー「フレイヤ」の魅力や誕生秘話を開発者に聞いた、実は昔の没案から生まれた!?
ヒーロー誕生のキッカケはさまざまなところから
──オーバーウォッチの没案から出てきたというお話がありましたが、新しいヒーローを構想する際に、キャラクター性や物語性や、デザインなど考えることはさまざまだと思いますが、どういったところから構想は始まるんですか?
Kenny Hudson氏:最初は結構なんでもキッカケになります。例えばチームが素晴らしいコンセプトアートを出してくる、物語のデザインチームが素晴らしいストーリーを出してくる、ヒーローデザインチームがすごくカッコいいアビリティ案を出してくるなどさまざまです。都度、1つがいいねとなるときもありますし、3つ全部当てはまることもあります。
Jude Stacey氏:フレイヤの場合は、素晴らしいコンセプトアートがあったのと同時に、試合展開を遅くせずに、自分だけ時間を緩めるというアビリティを作り出したので、その2つを軸に構想を始めようということになりました。その2つができた時点で、物語やヒーローのアーキタイプなどを組み込んでいくのは時間の問題です。今回は昔の組織としてのオーバーウォッチにももう少し深堀したいよねということがあったので、昔のオーバーウォッチ出身で今は一匹狼キャラというのも、物語として伝えたいこととマッチングしました。
──スキンは実装時からありますか、後々追加されますか?
Kenny Hudson氏:新しいスキンはあります。今回のプレイテストで見せなかったのは、プレイテストのパフォーマンスの向上もありますし、ヒーロー自身にスポットを置きたかったからです。
ショットの精度に自信があるプレイヤーにオススメ!
──フレイヤはどんな人に使ってほしいですか?
Kenny Hudson氏:理想的には自分のショットの精度が高いプレイヤーが、自分のプレイをワンランク上にできるヒーローだと思います。彼女は、中距離長距離でも活躍できるヒーローなので、自分のショットに自信がある方に使っていただきたいですし、アビリティ的に上下に動きたい、素早く敵を倒したいという人にオススメです。おそらくフラッカーが使うことになるでしょう。
──今後のヒーローについて何か教えていただけないでしょうか。
Kenny Hudson氏:名前は言えませんが、攻撃は多分気に入ると思います。絵柄的にも、新しい地域を開拓するので、物語的にも広がると思います。その新ヒーローにぜひご期待ください。
──ありがとうございました。
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