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石川温のPCスマホニュース解説 第223回

サムスン「Galaxy」ついにソフトバンク入り 音声版「消しゴム」機能に驚いた

2025年01月27日 07時00分更新

文● 石川温

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グーグルに先駆けたAI機能

 今回、サムスン電子が、このようなアプリ連携をどのメーカーよりも先に市場に投入したことで、AIスマホ競争でかなりリードしたように感じる。

 本来であれば、Androidを提供するグーグルが、Pixelでいち早く実現しそうなイメージがあるが、グーグルにおいてはGeminiアプリがメインとなっており、なかなかAndroidの操作性にAIを落とし込めている感じがしない。

 Gemini Liveなど、雑談の相手になってくれるAIは、絶え間なくしゃべってくれるなど、本当にすごいAIなのだが、AndroidとAIが融合しているかといえば、まだ道半ばという感じがしているのだ。

 一方、サムスン電子は、昨年のGalaxy S24シリーズからオンデバイスAIを訴求し、「Galaxy AI」として、いち早く「One UI」というユーザーインターフェースにAIを組み込んできた。今回もベースはGeminiなのだが、サムスン電子の「One UI」として他のAndroidメーカーときっちりと差別化できているのは間違いないだろう。

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