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グーグル「Google Workspace」値上げへ AI機能「Gemini」統合

2025年01月17日 12時40分更新

文● @sumire_kon

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 グーグルは1月16日、「Google Workspace」の価格を改め、一部プランに生成AI「Gemini」を標準搭載すると発表した。改定は新規ユーザーは1月17日から、既存ユーザーは3月17日以降、または年間契約の更新時期のいずれか遅い方から適用される。

 主なプランの改定後の価格は以下のとおり。

Business Starter(一部機能のみGemini対応)

・フレキシブルプラン:1045円/月
・年間プラン:1万560円/年

Business Standard

・フレキシブルプラン:2090円/月
・年間プラン:2万1120円/年

Business Plus

・フレキシブルプラン:3300円/月
・年間プラン:3万3000円/年

 今回の改定では、これまで別料金だった「Gemini for Google Workspace」のアドオン機能を「Business Standard」および「Business Plus」プランに統合。両プランとGeminiアドオンをセットで利用していたユーザーの場合、アドオンが不要となるため、実際は値下げとなる。

 統合されたGeminiでは、GmailやDocs、Sheets、Meet、Chat、Vidsなどの日常的に使用するツールにAIを組み込み、メールや文書の要約や下書き、情報検索といった作業をサポート。さらにコーディングやリサーチ、データ分析などの複雑なプロジェクトを支援する「Gemini Advanced」、文書や音声データの分析機能を提供する「NotebookLM Plus」も利用可能だ。

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