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旅の達人が伝える! スマートトラベラーへの道 第80回

年に1度の特別便、空も地上もお祝いモード

【完全密着】初日の出フライトに搭乗して分かった本当の楽しさ

2025年01月08日 07時30分更新

文● 中山智 編集●こーのス/ASCII

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九州北部をぐるりと回って、長崎空港へ着陸

今回のフライトルートはこんな感じ。九州北部の見所を網羅した欲張りなルート

 今回の旅行代金は長崎空港発着便で、普通席 通路側が2万5000円、普通席 窓側・中央は5万円(翼の上は4万円)。プレミアムクラスは6万円という設定ですが、じゅうぶん価格に見合ったフライトだと思いました。

●初日の出だけ見るか? 旅行ついでに初日の出を見るか?

 ちなみに初日の出フライトの多くは、出発空港と到着空港が同じでまさに初日の出を見るのがメインの遊覧フライトとなっています。せっかくなら旅行も楽しみたいという人にオススメなのが、ソラシドエアの初日の出フライト。

同じく催行されたANAの羽田発・羽田着の初日の出フライト(NH2025)は、長野県上空で旋回していたようなので「富士山と初日の出」が見られたかも

 ソラシドエアは初日の出だけでなく、同社が本拠地としている宮崎県での初詣を組み合わせた「初日の出&初詣フライト」を実施。まずは早朝のフライトで初日の出を楽しんだあと、宮崎空港に到着。そこから高千穂などを回るツアーに参加して夕方に出発空港へ戻る便で帰るというツアーを提供しています(価格は7万1000円から)。

ソラシドエアの初日の出フライト(6J2025便)も長野県上空で旋回するルート

富士山と初日の出の組み合わせが撮影できたそうです(写真:ソラシドエア)

機内食は九州・沖縄の素材を使ったおせち料理(写真:ソラシドエア)

高千穂峡を回るツアーはお正月にピッタリ!

 自分は2024年に催行したツアーに参加しましたが、こちらもお正月気分満載の旅行となっていて、めちゃくちゃ楽しめました。

こちらもお正月気分が爆上がりになった楽しいフライトの思い出です

 各社来年の催行は未定ですが、例年だと初日の出フライトは11月中旬から発売されるのが一般的。しかも前述のように、かなり人気のフライトとなっています。もし来年の初日の出を飛行機から見たいと思ったら、11月頃に各航空会社や旅行代理店の公式サイトなどをこまめにチェックしておきましょう!

この記事を書いた人──中山智(satoru nakayama)

世界60ヵ国・100都市以上の滞在経験があり、海外取材の合間に世界を旅しながら記事執筆を続けるノマド系テクニカルライター。雑誌・週刊アスキーの編集記者を経て独立。IT、特に通信業界やスマートフォンなどのモバイル系のテクノロジーを中心に取材・執筆活動を続けている。

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