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田口和裕の「ChatGPTの使い方!」 第29回

動画生成AI、無料プランでも使い倒せば月200本作れます サービス同士の違いも比較しました→Runway、Pika、Hailuo、Kling、Luma、Kaiber、PixVerse

2024年12月24日 07時00分更新

文● 田口和裕

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Kaiber

 アメリカのスタートアップ企業が開発したAI動画生成サービス「Kaiber(カイバー)」。Photoshopのようにレイヤーを重ねて生成画像・動画やテキストを使って配置していくUIはこの記事でも紹介した「Recraft」のようだ。

・t2v

 Kaiberは自社開発モデルだけではなくRunwayやKlingなど他社開発モデルを選択することもできるのが特徴。

 ここではいちばんクレジット消費の少ない(3クレジット/秒)Klingモデルを選択する。

 「Video Lab」という自社開発モデルも用意されているが、こちらで生成するには5クレジット/秒が必要だ。

 プロンプトを入力し、右上のスマイルマークをクリックすることで生成スタート。

 確かにKlingで生成したものとかなり似ている。

・i2v

 i2vも同様にKlingモデルを使用して生成する。

 生成にかかる時間はタイミングによって異なるがt2v、i2v共におよそ5分前後だ。

 ずっとこの画像のまま進捗が表示されず、いきなり生成が完了するのは少し不便か。

・料金プラン

 Kaiberには無料の「Free」プランが用意されている。

 Freeプランでは初回に50クレジット受け取ることができるが、以後は配布されないためそれ以上の利用にはクレジットの追加購入が必要になる。

 ただし、Runwayのように有料プランに入らないと追加購入できないということはない。

無料 有料(最低料金プラン)
プラン Free Monthly
価格 無料 15ドル〜
クレジット 50クレジット(1回限り) 1000クレジット/月
追加購入

 t2v、i2v共に、1本の動画を生成するのに必要なクレジットは15(5秒、Klingモデル)なので初回に3本生成できるが、それ以降は有料になる。

t2v、i2v
本数 3(初回のみ)
クレジット/本 15クレジット(5秒)
備考 KLINGモデル

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