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田口和裕の「ChatGPTの使い方!」 第29回

動画生成AI、無料プランでも使い倒せば月200本作れます サービス同士の違いも比較しました→Runway、Pika、Hailuo、Kling、Luma、Kaiber、PixVerse

2024年12月24日 07時00分更新

文● 田口和裕

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KLING

 中国のKuaishou(快手)社が開発した動画生成モデル「可灵(Kling、クリン)」。テキストプロンプトから最大2分間のフルHD動画を生成できる革新的なAIモデルとして注目されている。

・t2v

 無料プランでも最新の「KLING 1.5」モデルを利用できるが、今回はそれよりクレジット消費の少ないひとつ前のモデルである「KLING 1.0」を指定する。

 プロンプトを入力して「Generate」をクリックで生成が開始される……。

 開始されるはずだが、たいていこの画面が表示され順番待ちとなる。表示上は12時間以上かかることになっているが、実際は数時間程度で生成されることが多い。

・i2v

 i2vも同様に生成可能だが、こちらも実際に生成されるまでにかなり待つことになる。

・料金プラン

 KLINGには無料の「Basic」プランが用意されている。

 Basicプランでは月に366クレジットを受け取ることができる。追加でクレジットを購入することも可能だ。

無料 有料(最低料金プラン)
プラン Basic Standard
価格 無料 10ドル〜
クレジット 366クレジット/月 66クレジット/日
+660クレジット/月
追加購入

 t2v、i2v共に、1本(5秒)の動画を生成するのに必要なクレジットは10なので、Basicプランでは月におよそ36本の動画を無料で生成できるということになる。

t2v、i2v
本数 およそ36本/月
クレジット/本 10クレジット(5秒)
備考 KLING 1.0使用時

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