任天堂は11月5日、公式X(Twitter)にて「2025年3月期 第2四半期 決算説明資料(ノート付)」を公開。前年比では減収減益となったものの、自社タイトルでミリオンセラー6本を売り上げたと発表している。
[任天堂HP]「2025年3月期 第2四半期 決算説明資料(ノート付)」を掲載しました。https://t.co/zOblGkoto7
— 任天堂株式会社(企業広報・IR) (@NintendoCoLtd) November 5, 2024
連結業績(実績)を見ると、売上高は前年同期比34.3%減、営業利益は56.6%減、経常利益は61.3%減、親会社株主に帰属する中間純利益は59.9%減としている。
売上高については、前中間期が映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」および「ゼルダの伝説 ティアーズオブザキングダム」の影響で非常に高い水準となっていた一方、当中間期はNintendo Switchが8年目を迎えていることもあり、前年同期比では販売数量が大きく減少したとのこと。
「ペーパーマリオRPG」「ルイージマンション2 HD」「ゼルダの伝説 知恵のかりもの」など、当期に発売した新作タイトルが順調に販売を伸ばしたほか、前期以前に発売した定番タイトルやソフトメーカーのタイトルも順調に推移した結果、当期のミリオンセラータイトルは計9タイトル(自社6本、ソフトメーカー3本)となった。
デジタル売上高は26.5%減になったものの、ダウンロード専用ソフトの売上高の増加やNintendo Switch Onlineの売上が安定的なことで、デジタル売上高比率は6.1%増に。
今後の任天堂の動きとしては、Nintendo Switch後継機種の発表が控えているほか、「マリオ&ルイージRPG ブラザーシップ!」「ドンキーコング リターンズ HD」「 XenobladeX Definitive Edition」「Pokémon LEGENDS Z-A」といったタイトルにも注目が集まっている。
めざまし時計「ニンテンドーサウンドクロック Alarmo」や「Nintendo Switch Online」新サービスのテスター募集、「Nintendo Music」の配信など、動きが活発化している印象のある任天堂、その動向から目が離せない。
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