Core Ultra 200SでPCを組むならUSBを23ポート備えたASRockの「Z890 LiveMixer WiFi」がいいぞ! 配信者やクリエイターは必見

文●藤田 忠 編集●北村/ASCII

提供: ASRock

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データ保管用SSDの増設がしやすいレイアウトに

 1つのPCIe4.0×4 M.2拡張スロットは、ビデオカードに隠れてしまう位置だが、残り2基のM.2拡張スロットは、2スロット占有ビデオカードなら、干渉せずにM.2 SSDを着脱できるレイアウトになっている。

CPUに接続されているPCIe×4対応のM.2拡張スロット。ヒートシンクは非装備で、着脱にはビデオカードを取り外す必要がある

最下部には2基のPCIe×4 M.2拡張スロットを備え、板状ヒートシンクが備わっている

着脱が面倒なヒートシンクと、M.2 SSDをツールレスで固定できるのは同じだ

2スロット占有タイプのビデオカードなら、取り外すことなく、M.2拡張スロットにアクセスできる

PCIe拡張スロットはx16形状だが、x4動作になる

「Z890 LiveMixer WiFi」で静音PCを組んでみた

 電力効率が向上し、発熱も抑えられたCore Ultra 200Sシリーズは、静音性が求められる配信者やクリエイター向けPCにおすすめと言える。せっかく、配信者やクリエイター向けマザーボードの「Z890 LiveMixer WiFi」を触る機会を得られたので、実際に静音PCを組んでみた。

 静音性を重視したPCケースのFractal Design「Define 7 Compact Solid」に、Core Ultra 7 265KFや、大型ヒートシンクとデュアルファンで構成されたサイズのCPUクーラー「MUGEN6 BLACK EDITION」などを組み込んでみた。

テスト環境
CPU インテル「Core Ultra 7 265K」
(20コア/20スレッド、最大5.40GHz)
CPUクーラー サイズ「MUGEN6 BLACK EDITION」
(空冷、サイドフロー、120mmファン×2)
マザーボード ASRock「Z890 LiveMixer WiFi」
(インテルZ890、ATX)
メモリー CORSAIR「VENGEANCE DDR5 6400 32GB CMK32GX5M2B6400C36 」
(16GB×2、DDR5-6400)
ビデオカード ASRock「Radeon RX 7700 XT Challenger 12GB OC」
(Radeon RX 7700 XT、12GB GDDR6)
PCケース Fractal Design「Define 7 Compact Solid」
(ミドルタワー、ATX)
電源ユニット SuperFlower「LEADEX V PLATINUM PRO 1000W P130X-1000 PRO-WT」
(1000W、80PLUS PLATINUM)
OS Microsoft「Windows 11 Home」(23H3)

Pコア 8コア/8スレッド、Eコア 12コア/12スレッドの20スレッドで動作するCore Ultra 7 265K

ソケット形状はLGA1851に変わったが、多くのLGA1700対応製品が、そのまま使用できる

組み立てに詰まることなく、静音PCが完成した

Core Ultra 7 265FKと「Z890 LiveMixer WiFi」で組んだPCのステータス。マザーボードのBIOS(UEFI)は、Ver2.06を導入

Core Ultra 7 265KFは、20コア/20スレッドで動作

テスト時のHWiNFOではPコアとEコアの認識がおかしくなっているが、 Pコアが最大5486.9MHz、Eコアが最大4589.1MHzで動作していた

デフォルトで、CPUフルロード時の「CPU Package Power」(HWiNFO 64 Pro読み)は、200W前後となっていた

BIOS(UEFI)の「Easy Mode」。タイトルなどの文字色は、パープルカラーになっている

ファン回転数を調節できる「Fan-Tastic Tuning」。PCケースフロントとリアファンは、低速回転に設定した

CPUオーバークロックプリセット「Gaming OC Preset」も備えている

プリセットの「Stage 1」では、CPU倍率と、Power Limitが引き上げられる

「Stage 1」を試したが、デュアルファン仕様の「MUGEN6 BLACK EDITION」でも冷却不足に。CPU Package Powerは243Wまでアップしていた

「Stage 2」では、倍率などに加えて、電圧なども変更される

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