生ゴミを入れて野菜を育てるバッグが手軽で楽しそう！そんな錬金術があるなんて知らなかった……

2024年10月14日 13時00分更新

文●市川／ASCII　編集⚫︎ASCII

生ゴミを捨てるのではなく、資源にする時代

　生活している限り、どうしても出てしまう生ゴミ。匂いは出るし、キッチンの三角コーナーに残しておくとコバエなど虫も湧いてしまうしで、いいことゼロ。

　出さないに越したことはないですけど、それは難しい話ですよね。

　じゃあその生ゴミを肥料にしちゃおう、というのがローカルフードサイクリングの取り組みです。

　どうやって肥料にするのと思う人もいるでしょうが、方法はとっても簡単。「土が入った専用バッグに生ゴミを入れて混ぜる」、これだけ。

　生ゴミを入れてしまえば、あとは放置するだけで堆肥（土の栄養）になる。できた堆肥は回収されて、おいしい野菜を育てるための肥料になる。生ゴミから立派な循環が生まれるわけです。

　これが専用バッグ1つでできるなんて、なかなかに魅力的。出不精の自分でも続けられそうです。

　専用バッグは10月13日、14日に有楽町の国際フォーラムで開催されている「TOKYO GX ACTION BEGINNING〜知るから始まる脱炭素〜」で展示されていますが、こんなに簡単なら自宅で使ってみたいと話していた来場者が多かったです。

　捨てるのが当たり前だった生ゴミ。捨てないことでゴミを減らして環境に貢献できると考えると、毎日のゴミ処理がちょっと楽しくなりそうですね。

TOKYO GX ACTION BEGINNING〜知るから始まる脱炭素〜

DAY1：2024年10月13日（日）11:00〜19:00
DAY2：2024年10月14日（月・祝）10:00〜17:00
開催場所：東京国際フォーラムホールE
入場料：無料

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