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TVアニメ化で幅広い人気を誇る作品

「Fate/Zero」舞台化、2025年1月上演へ 虚淵氏「胸が高鳴っております」

2024年10月02日 16時45分更新

文● Zenon/ASCII

 ネルケプランニングは10月1日、ミュージカル「Fate/Zero」を2025年1~2月に東京と大阪で上演すると発表した。

 「Fate/Zero」はシリーズの原点であるPCゲーム「Fate/stay night」の前日譚として、2006年に刊行された虚淵玄氏によるスピンアウト小説。2011~2012年にはTVアニメ化もされ、幅広い層からの支持を集めた。

 今回上演するミュージカル「Fate/Zero」では、虚淵氏自身が脚本監修を務め、ミュージカル「憂国のモリアーティ」などを手掛ける西森英行氏が脚本・演出・作詞を担当する。

 そのほかのクリエイター、キャスト情報、公演期間の詳細については後日公開となる。続報に期待しよう。

【原作・脚本監修】 虚淵玄氏(ニトロプラス)のコメント

 「ずっと以前、まだ今とは違う形の野心と情熱に駆り立てられていた頃の作品を、こうして再び観客の皆様の元へとお届けできるというのは大変に嬉しい出来事で、まるで私自身までもが若返ったかのような気分にさせてもらえます。

 Fate/Zeroは私にとって大きな節目となった小説で、今日に到る虚淵玄はこの作品あってこそ、と言っても過言ではありません。それがこの令和の時代に新しい形で生まれ変わるという期待感に、胸が高鳴っております。」

【脚本・演出・作詞】 西森英行氏のコメント

 「『Fate/Zero』は、伝説の作品。数百年後の後世にも、古典として語り継がれるであろう傑作である。鬼才として名高い虚淵玄さんの筆致は深淵なる「文学」。描かれているのは、シェイクスピアや近松門左衛門にも比肩する鮮烈な人間群像劇だ。

 『Fate/Zero』をミュージカルに。「正義とは何か」「王とは何か」「神の沈黙」「世界の救済」———。切嗣やセイバー、聖杯戦争を生きる登場人物たちが紡ぐテーマは旋律となり歌となり、重奏的に、私たちの生きる「世界の有り様」を映し出すだろう。

 伝説と言われる作品を描くのであれば、伝説の舞台として応えなければならない。才能に溢れたキャスト陣。見識豊かなスタッフ陣。目指すのは、ジャンルの境界を超える創造的なミュージカル。持ちうる全ての力をかけて、今、この作品に挑もうと思う。」

 

【公演情報】

ミュージカル「Fate/Zero」
公演時期・場所:2025年1~2月 東京・大阪
原作:虚淵玄(ニトロプラス)/ TYPE-MOON
脚本監修:虚淵玄(ニトロプラス)
脚本・演出・作詞:西森英行

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