Apple Vision Proでも使いやすい「黒印字」も登場です
プロ御用達キーボード「HHKB」の最新機種でホワイトモデル発表=「HHKB Studio 雪」を使ってみた
2024年10月02日 13時30分更新
PFUは10月2日に、ハイエンドキーボード「HHKB」シリーズの新モデル「HHKB Studio 雪」を発表した。
「HHKB Studio」は2023年10月に発表となったシリーズの最新モデルで、GとHキーの間にポインティングデバイスが、キーボード周りにセンサーがあり、ジェスチャー機能を実現している。既存モデルは黒い「墨」モデルだけだったが、「HHKB Studio 雪」はそのホワイトモデルとなる。
「HHKB Studio 雪」は英語配列と日本語配列の2機種で、価格は4万4000円で従来の「墨」と同じで、同日よりPFUダイレクトで発売となる。
「HHKB Studio 雪」
英語配列・日本語配列ともに4万4000円
基本設計はそのままに、真っ白な雪色をベースにホワイトシルバーのアクセントを施し、より一層洗練されたデザインを実現している。
クリエイティブな作業に没入できるよう、真っ白なキートップにノイズにならない「クールグレー」の印字色を初めて採用した。耐久性の高い昇華印刷を施している。
実機を使ってみたが、「雪」というと純白を想像するが、実際は抑えた白で、まぶしい感じは全くない。
キートップの手前側にプリントされているFn押下時のキーの機能が、「墨」モデルよりも見やすく、使いやすい。墨ユーザーのために、「白印字」のキートップセットを出していただけるとありがたい。
「HHKB Studio」専用として提供しているキーマップ変更ツールでは、HHKB Studio 雪の発売に合わせ、「全て(4つ)のProfile」一括でのプロファイル設定データのインポート/エクスポート機能に加え、個々のプロファイルごとにインポート/エクスポートを行うことが出来るようになった。
また、Windowsで作成した設定データをMacOSでStudio専用のキーマップ変更ツールを開いてインポートできるようになった。逆に、MacOSで作成したプロファイル設定データをWindowsでもインポートできる。
HHKB Studio専用の新オプション
HHKB Studioキートップセット(雪)
おなじみのキートップのオプションでは、ヘッドマウントディスプレイを装着しても快適にキーが打てるよう、雪色をベースとしたキートップの中央に、より視認性の良い「黒の印字」を施したキートップセットもオプションで用意する。通常の製品と同じキートップと、無刻印との3種類となる。
英語配列
英語配列/無刻印
英語配列/黒印字
すべて、各6600円
日本語配列
日本語配列/無刻印
日本語配列/黒印字
すべて、各7590円
「くっつくクロスHHKB風呂敷」
2750円
布の表裏生地に特殊加工が施されており、合わさった面がピッタリと貼り付く風呂敷だ。こちらは9月19日に発売となっている。
HHKBをはじめタブレット、モバイルモニター、カメラやVRゴーグルなど複雑な形状のモノも簡単に柔らかく包み込め、保護しながら持ち運ぶことが出来る。
また、マイクロファイバー由来の極細繊維により、タッチパネル等のクリーニングにも使うことができる。サイズは45cm角で、デザインはブラック、グレー、猫、キーボードの4種類だ。