氷が溶けても薄まらないロクメイコーヒーの「ダブルオリジンアイスコーヒー」、本当に薄まらないのか記者が実際に飲んできた
まだまだ暑い日が続いていますね。私は取材で外に出たとき、休憩やちょっとした作業でカフェに立ち寄ってアイスコーヒーを飲むことが多いんですが、最後の方は溶けた氷で薄くなってしまうんですよね。
ですが、そんなアイスコーヒーの難点を解決した1杯が東京駅にあるとのこと。というわけで、早速行って確かめてきました!
喫煙スペースがおしゃれなカフェに変貌!
訪れたのはグランスタ丸の内にあるロクメイコーヒー。ロクメイコーヒーは1974年に奈良に創業したスペシャリティコーヒーの専門店で、7月17日にオープンしたばかりのこのグランスタ丸の内店が関東1号店となります。
“薄くならないアイスコーヒー”というのが、奈良本店とグランスタ丸の内店限定の「ダブルオリジンアイスコーヒー」(¥720 税込)です。
「アイスコーヒーを長い時間楽しんでもらいたい」という思いで開発されたというこの商品。バリスタの山田さんにお話を伺うと、「氷をコーヒーにすることで、薄くならずに長い時間楽しめるコーヒーを目指しました。ただコーヒーを凍らせただけだと薄くなってしまったので、グアテマラ産のコーヒーを濃く抽出して氷にしました。氷は溶けやすいように、チップアイスになっています」と説明してくれました。
なるほど、溶け出てくるのが水じゃなくてコーヒーだから薄くならないんですね!
酸味から苦みへ、はっきりと変化がわかった!
では、「コーヒー羊羹」(¥450 税込)と一緒に、「ダブルオリジンアイスコーヒー」を実食です!
まずはコーヒーを一口。酸味が強く、フルーティーさがあります。次は羊羹を食べると、ねっとりとした「羊羹食べてるな!」という食感で、コーヒーと合わせているからか甘みがしっかりと感じられます。これは交互に口にすると止まらないやつです。
ただ、今回はゆっくり味わっても薄くならないか、味の変化がわかるかを確かめなければなりません。はやる気持ちを抑えつつ、別に急いで見なくてもいいような仕事のメールを眺めながら長期戦に持ち込みます(笑)。
すると、10分後くらいにコーヒーを飲む舌に変化が。序盤に感じた酸味が弱まり、苦みが前に出てくるようになりました。もちろん薄くもなっていなく、味が変わっても羊羹に合うのは変わりません。本当に聞いた通りだ!
東京駅というと人が多いイメージ(というか実際にそう)ですが、こちらの店内は静かで、照明も温かみがあって明る過ぎないので、ゆっくりと過ごすにはぴったり。これから秋になったら、文庫本片手に訪れたいお店です。
ちなみに、私が一通り店内を見て一番気になったのは、瓶ビールのような見た目のコーヒー。多分、今後何かの差し入れで買いに来ると思います(笑)。
ROKUMEI COFFEE CO. グランスタ丸の内店
住所:東京都千代田区丸の内一丁目9番1号 JR東日本東京駅構内 地下1階 改札外
営業時間:平日 7:00~22:00、土日祝 7:00~21:00
定休日:なし
文 / 須田ユウキ(LoveWalker編集部)
東京生まれ。
趣味はラーメン店巡りとスーパー銭湯巡り。
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