OpenAIのサム・アルトマンCEOは7月26日、自身のXアカウントを通じて、ChatGPTの「高度な音声機能」のアルファ板提供を来週開始すると発表した。
予告通り、公開延期の1ヵ月後にリリースへ
alpha rollout starts to plus subscribers next week!
— Sam Altman (@sama) July 25, 2024
ChatGPTの高度な音声モードは、AIが人間の声に込められた感情(トーン)や非言語的な合図を理解し、リアルタイムでより自然な会話を実現する機能。同社が5月に開催したイベントで発表され、当初は6月下旬にアルファ版を公開する予定だったが、さらなる改善が必要になったとして公開を1ヵ月延期していた。
OpenAIのこれまでの発表を踏まえると、今回、アルファ版が提供されるのは有料プラン(ChatGPT Plus)契約者の一部に限定される模様。すべてのChatGPT Plus契約者への展開は、機能改善や必要なインフラの整備が進んだ2024年秋となる見込みだ。